07年06月01日

長い釘

長い釘でしょう?
この釘は外張り断熱等に使う釘です、御覧の通りねじ部分が構造等の柱
に取り付き後の部分は断熱材の部分になります。と言う事は釘の先だけ
構造体についていて大部分が埋まっていない状態なのです。
モルタルを塗って吹き付けたり、タイルを張ったりして外壁を仕上ます
が、仕上材が重くなると釘の先端に多くの力が掛かり釘が曲がってくる
可能性も考え、地震などで家が揺れる時、釣竿の先端のように揺れる元
と先では揺れる大きさが違ってくるので、そのことも考えて外壁を仕上
ないといけません。外断熱を考える時に必要な事です。

07年06月01日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
コールドリーディング
この言葉,ご存知ですか?普通の会話をしていて相手の事を言い当てる事
ができる話術の方法の事です。そうする事によって話相手が自分の事が
わかる人だと信じ込ませるのです。信じ込ませれば後は簡単でその人に
予知能力や霊感などが有るように錯覚してしまい、その人の言う通りに
物事が運ぶ事になります。この技法は一対一で話していなくても、
相手がある事を信じていればより簡単に話が運びいます。この技法が有る
と言う事を知った時に私の頭をかすめたのは「家相」という言葉でした。
なぜ「家相」と言う言葉が頭をかすめたかと言うと。
家相を信じている人が家相鑑定を受けるとそれは絶対的な物になって
しまい、その事を離れて見る事ができなくなってしまって自分の考えを
捨てて、鑑定通りの家を作ろうとするのを、経験したからだと思います
人は弱いものです。鑑定を受けた間取りが悪いと言われたり、この間取り
だと災いが起きる言われたりすると、不安になります。将来悪くなると
思われる要素を排除したいと思うのは当然です。しかしその将来の不安は
誰に予測ができるのでしょうか?その予測は絶対でしょうか?
幸いに「家相鑑定」の場合、家相上悪いと言われた場合、方位除けの御札
を戴く事ができるので安心できる方法があるので助かりますけれどね。
07年05月31日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
07年05月29日

人間工学

人間工学が戦後に紹介され現在では様々な分野で人間工学に基づいて
製品が作り出されています。ソファなどの輸入品を居間に置いて寛いで
いたかと思えばいつのまにかソファを背もたれにして床に直接座って
テレビを見ていたなどと言う笑い話が有るくらいです。
この場合などは座面と床面との高さが日本人の体格と合わないため腿の
後ろ側を圧迫して楽するつもりが返って疲れてしまったと言えます。
その人間工学から求められたキッチンの流し台の高さは今では殆どが
80〜85cmになり1cm刻みで高さを調節できる製品まであり、
体格によっては90センチにする事も有ります。
この高さを割り出すにために筋肉の活動度やエネルギーの代謝率や
酸素消費量などを測って一番少ない値から決められているのです。
決められる以前の流し台で炊事をされた方は判ると思いますが、現在の
高さでの作業は随分と楽になったのではないでしょうか、腰に負担が
掛からなくなったと思います。本来あるべき姿である使う人が基本に
なって物を作るという考えが浸透して来た事だと思います。
07年05月29日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年05月26日

監理報告書

私の事務所では工事が終わって、建物が引き渡された後に、設計の初め
からの書類や、確認申請書類を含む役所関係書類や監理報告書を含み
進捗状況報告書、工事関係書類などをまとめて電子データ化して建築主が
いつでも見る事ができるようにCDを作成してお渡ししているのですが、
事務所からの書類関係は最初から電子データになっているのが多いので
それ程でもないのですが現場から上がってくる書類はペーパーデータなの
でこれを電子データに変えるのに結構時間が掛かってしまいます。
ともかくCDが出来上がって一段落そしてこの後はこのCDを建築主に
渡して無事一区切りで,後は定期点検へと移ってゆきます。

07年05月26日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年05月25日

基礎金物の溶接

木造軸組工法の基礎にホールダウン金物が使われるようになったのは
阪神淡路地震の災害以降の事です。それまでは、建物が浮き上がって
土台が基礎からずれる事を想定していなかったからです。震災以降は
基礎の金物も含めて軸組工法に多くの金物が使われるようなり、
地震への対応は大きく変わってきていますが、ただ金物を使えば良い
と言うわけには行きません。金物は土台を留めるため正確な位置に付け
無ければいけませんがその時に金物を鉄筋に溶接して留めている例が
あります。一見よさそうに思いますが、溶接で留めると、鉄筋に焼きが
入って溶接部分の鉄筋の粘りが無くなり大きい力で破断する恐れが
有りますので注意が必要です。

07年05月25日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
ページ移動 前へ 1,2, ... ,71,72,73, ... ,81,82 次へ Page 72 of 82
新規顧客開拓 FAXのdm faxdm