07年05月07日

E-ディフェンス

実際の建物に前後・左右・上下の振動を与えて揺れや損傷、崩壊の過程
を見るための施設を持っている独立行政法人 防災科学技術研究所 
兵庫耐震工学研究センターと言う所が有ります。そこで住宅の振動実験
が行われたレポートをKEN-Platzが4回に渡って掲載していましたので、
ご紹介します。
この結果から見えてくる物は皆さんの命を守る事が出来る内容を含んで
いますので、一度ご覧になる事をお勧めいたします。


独立行政法人防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター

加震実験映像はここで見れます


KEN-Platz の記事
【耐震】命を守る第一歩は「1階で寝ないこと」――実大実験からわかった4つの教訓(1)

【耐震】劣化を防げばモルタル壁は地震に耐える――実大実験からわかった4つの教訓(2)

【耐震】耐震診断の「評点」を過信するな――実大実験からわかった4つの教訓(3)

【耐震】改修の効果は比較実験でも明らかに――実大実験からわかった4つの教訓(4)



07年05月07日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年05月05日

子供部屋

今日は子供の日なので子供部屋のことに付いてちょっとお話をします。
子供部屋は必要ですか?それはなぜ必要ですか?考えた事が有りますか?
他の家にも子供部屋が有るからと言う事で作っていませんか?
随分前から子供と親とのコミュニケーション不足が指摘され、子供達が
人と接する事が下手になって来ていると言われています。家庭間での
ミュニケーションの有り様が話題になったりもしています。小学生までは
親が居る所の傍にいて色々な事をしていたりする傾向にあり、中学生以降
は自分の部屋に閉じこもり、親と顔を合わさない傾向にあるとも言われて
います。こんな事から子供部屋の位置を親が居る所を通過しないといけな
い位置にしたいと言う話も出て来ます。
欧米のスタイルを取り入れてもスタイルが生まれた考え方を取り入れる事
が出来なかった事がこのような現象を生んだのかもしれません。
子供部屋に対する研究もなされ、ひきこもりとの関係も発表されています。
それらの研究成果では子供部屋を与える事によって子供は子供部屋が居場所
で有り、その他の所は子供の居場所では無いと感じさせてはけないと言う事
です。子供部屋を考える時家族間のコミュニケーションの図り方を考えなが
ら決めるのも1つの方法です。


07年05月05日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年05月04日

アプローチ

道路から玄関までの間のアプローチを考える時、「ああ我が家に帰って
きたなぁ」とほっと一息付けるような、安らぎを感ずることが出来る
アプローチにしたいと常日頃考えています。
最近では敷地制限が厳しくなる傾向に有りますが、そのような場合で
も植栽との関係が大事で建築は単独で有るよりも、植栽との相関が良い
住宅が出来るのではないかと思います。


07年05月04日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年05月03日

デッドかライブ

デッドとライブ
音楽鑑賞を趣味にされている方はこの事を大変気にします。
デッドとは残響が少ない音でライブとは残響がある音の事を言います。
難しいのは残響をどのように決めるかです。音の専門家に参加して
貰えば良いのですが、やはりそこまではお金を掛けないとなれば、
ご自分で決めて頂かないといけません。それでも音に神経を尖らせて
内装材を決めて頂くので良いのですが、特に音などを気にする事無く
決めた場合ですが。最近は内装材に木質系を好まれる人が多くなって
来ましたので一言ご注意を。
床も壁も天井も木材を使った場合結構音が響きます。最近の住宅設計
では気密性能も高くしますので、以前の建物よりも響きます。
ヒソヒソ話なんかできませんよ(笑)、まぁこれは大げさですけれども
「1階で話している声が2階でよく聞こえる」なんて事は良く聞きます。

07年05月03日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年05月02日

トイレの位置

皆さんがトイレの位置を注意するのは大体家相に拠るものが多いですが
気を付けなければならないのは家相ばかりでは有りません。
玄関に近くに有るのを嫌う人、浴室の近くに無ければダメな人
ダイニングから見えるのを嫌う人など様々です。設計する側が固定観念
で位置を決める事を避けないと後で厄介な事になります。
設計をする上で色々な事を決めていく行為には、そうなった意味が有り
ただ漠然と部屋の位置関係などを決めている訳ではないのですが、その
位置などを理解してもらう努力が必要です。
ある時、設計前の打ち合わせも一通り終わりプランの作成と成ったのです
が、要望を整理するとトイレの位置がダイニングに隣接しドアを開けると
トイレの中が丸見えの状態になるので、その話を致しましたが、
全然気にならないとの事でそのように進めました。気になることが人
夫々であると言う事です。ですからある人には大丈夫でも他の人には
大問題になることも良くある事です。

07年05月02日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
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