「減価償却」と聞いてピントこない方も

いらっしゃるかもしれませんが、簡単に説明すると、

車や機械などの資産は持っていればそれだけで価値が

減るので、その分を費用に「減価償却費」として

計上することを言います。

計算方法は定額法と定率法がありますが、

一般的に建物以外は定率法で計算します。

定率法の計算方法は、

未償却残高×償却率×使用期間=当期の減価償却費

また、資産によって償却率や耐用年数(どのくらいの期間、

価値があるのか)が違ってきますが、普通車で6年、

軽自動車で4年になっています。

ちなみに顧問先でゲームセンターの会社がありますが、

ゲーム機の耐用年数は3年で償却率はH19.3.31まで0.536、

H19.4.1以降に購入した場合は0.833になっています。

たとえば、3月決算の会社がH19.5.10に50万円のゲーム機を

購入した場合、計算方法は下記になります。

取得価格50万円×償却率0.833×使用期間11/12=381791

※月の途中からは按分して、ひと月未満は切り上げ

※1円未満の端数は切り捨て

つまり、減価償却費(価値の減った金額)は

381791円になるということです。

今日はちょっとまじめなお話でした…。

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