私はライフワークの一環として、韓国語と日本の法律系難関資格の問題を解いたりしております。
そこで、前者は現在親族・相続法に入ったのですが、たとえばある人の相続が起こったら、3ヶ月以内に家裁に放棄や限定承認をしないと、
相続人は被相続人の債権・債務・資産を無限に引き受けねばならないことは周知のとおりだとおもいます。

が、しかしこれらの法をはじめとするルールは社会が常に正常に機能している状態があくまで前提であって、天災や戦争そして最悪の疫病が流行した状態ではとても機能しないでしょう。よって、この点においては政治も経済も法律も全て無力といわざるを得ません。期限がどうとか言っていられないのです。
法も「やむをえない事由」「避けることが出来ない事変の時は」と適用除外の規定をおいている場面はあっても、
「じゃ、その時はどうなるの?」という問いには答えがありません。パニック時には、自助努力でそれと向き合いつつ生きる術を探すしかないでしょう・・・

前回も書いたとおりですが、私は今回たびたび耳にする「新型インフルエンザ」「ヒト・ヒトウイルス」については本当に恐れており、人類の危機といって過言ではないと思っております。しかも我々が耳にする情報は氷山の一角に過ぎないかもしれないのです。

ただでさえこの不況下で、この風邪により政治・経済・ライフライン・生活全てが停止し、かつ何時生命が奪われるか分からない状況下で、            一体我々はその時どうしているでしょうか??治安の恐れもとても気になります。

私がこの一年で最も恐れているのは不況ではなく、人類を破滅させかねないこの病魔なのです。