先日、創業し従業員20名程になって事業を譲渡した元経営者から、事業承継のお話を聞く機会がありました。


(70才が限度)

 元経営者は70歳の時に自分の事業を地元の事業家に、売却時の簿価評価に若干の営業権評価額をプラスし、従業員の雇用継続を条件に売却したとのことでありました。心臓病が持病とのこと、突然心拍停止もあり得るので、従業員・お客様にご迷惑をかけることなく、リタイア出来て「自分は幸せ者」と感謝していると笑顔で語ってくれました。


(役員として残らないとの誘い)

 譲渡先経営者から、役員として残らないかと誘われたが、断った。おかげで何にも煩されずに生活を送ることが出来て良かったとのこと。なるほど70才までバリバリの現役で少し淋しいのかと思いきや、心配事の無い余生を楽しんでいるお姿に安堵しました。 



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