去る1月19日、磯子台住環境委員会が開催されました。私はオブザーバーとして参加しております。

今回は委員会外で住民有志が各々横断幕で「高層マンション絶対反対」「風致地区を守れ」「東京建物は住民の声を聞け」等々の掲示と、2800名以上の反対署名運動を短期に展開した経緯の報告が中心となりました。

この件は神奈川新聞でもスクープされましたので、今後の開発業者(東京建物)や横浜市の対応にも相当な影響が予測されるところです。

今後は、住環境委員会と住民有志そして磯子台自治会が一枚岩となってこの問題解決を図る必要性を痛感し、私からも「決して分派的ではない、一枚岩としての結束」を呼びかけました。

横浜市内では16箇所しかない「風致地区」と、「横浜の丘陵地での高層マンション開発」という相容れない性質のこの問題の決着のポイントは「地元住民の持続的な住環境と資産価値の維持」と「1300戸以上4千人以上」と憶測される人口の流入とそれに伴う周辺道路の渋滞等が「落ち着くべきところに落ちつく?」事が

果たして可能なのか否か?私には現時点では予測不可能です。                          

事業者としては莫大な資金を投じて本土地を仕入れたのでしょうから極力高層化等で見栄えの良いマンションを販売したいところでしょう。。。

しかし、ある意味「市民権」をしっかり獲得可能な事業計画を事前に熟考し、数回の住民説明会で「なるほど」と大多数の住民に言わせられないようでは「如何なものか?」の一言に尽きます。

また、監督官庁である横浜市当局も上記の問題が解決されないまま業者側の「都市計画提案制度」や「地区計画」を受諾して開発許可をするとすれば「痛くも無い腹を探られる」ことになるでしょう・・・