30日、全国の316ヶ所で経済産業省委託事業 地域力連携拠点開所式が行われ、関東信越税理士会長野県支部連合会は財団法人長野経済研究所での開所式にパートナー組織の一員として参加しました。なお、当日は岩崎県連会長は所用で代わりに窓口である副会長の私が出席しました。


(開所式来賓のあいさつ)

 甘利経済産業省大臣はメッセージビデオで「拠点の皆様には地域の資源(人・物・金と情報)をまとめ縦横矛盾に活動され、ユーザーに対してワンストップで経営課題の解決に貢献して欲しい。戦後奇跡の復興は先人が成し遂げたもの、21世紀の奇跡をもたらすのは拠点の皆様の活躍如何であります、ご期待申し上げます」と挨拶されました。

 来賓の経済産業省関東経済産業局地域経済部地域振興課三宅課長からは「中小企業は厳しい状況下にあり、自らに課せられた経営課題を解決するのは難しい。その解決するにはきめ細かい支援が求められます。国・地方の施策とこの拠点に集まられた諸団体の皆様の連携で地域の活性化を求めて行かれることをご期待し、当地長野県の更なる発展を祈念いたします」と地域振興への取り組みを求められました。

 地元行政の長野県商工労働部産業政策課市川課長からは「この拠点事業は、中小企業が直面する経営課題を解決するための新企画であります。この目標達成するために、この拠点が地域発展にご貢献頂けますことをご期待申し上げます」と行政から支援を表明されました。

 最後は、株式会社八十二銀行清水常務取締役は「八十二銀行グループの中核であり、その代表として、今回地域力拠点に選んで頂いたことに感謝を申し上げ、そのご期待の大きさに身の引き締まる思いであります。長野県企業の98%は中小企業であります。これまで諸機関が単独で経営改題の解決に対処してきたのでありますが、この拠点事業が発足し、商工会・商工会議所・国・県が連携して行くことは地域からは大きな期待を持って迎えられものであります。ベストパートナー銀行として頼られることを目標とする八十二銀行として、この拠点事業にシッカリ取り組み、所期の成果を出すことを表明いたします」と決意の程を語って頂きました。


(拠点責任者あいさつ)

 長野経済研究所石井理事長は拠点責任者として「今日お集まり頂いた皆様機関と有機的な連携を図り、さまざまな中小企業の経営解題、また新たなスキームである農商工連携などを、厚みがあるワンストップの支援を、この拠点が実施していくことが望まれます。関係諸官庁・パートナー機関の皆様には、3年間の事業に、地域貢献する決意をもって成果をあげることに格別のご支援の程をお願いいたします」と協力を求められました。


(テープカットと懇談)

 経済研究所の玄関で、石井理事長とお三名の来賓のご協力でタープカットが皆様の笑顔と期待の中で行われました。その後、コーヒーブレイクで名刺交換・自己紹介が行われ、この連携が効果的に実をあげていく連絡調整手法に大きな関心が寄せられました。




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