今朝のTV「朝ズバ」に今回落選した自民党の笹川総務会長が出演していた。
確かに、自民党の支持構造は、経営者層・自営者層であり、民主党は労働組合という図式である。
しかし、それだけではない敗因がある。
後期高齢者の医療保険・年金の問題などで、高齢者層に反発を喰らい、子供手当て２６０００円のバラマキで決定づけられたと思う。
幾ら高速道路や暫定ガソリン税などを訴求しても余り効果は無かったと思うが、この高齢者に与えた不安・不満、若者に夢を抱かせた子供手当ての２つは直接的な効果があった。
マニフェスト選挙の時代という事で、大局感よりも目先の問題が多くなるように思う。
これで国家戦略が組めるのかと思う。
この矛盾、そして、権力の多重構造、連立を組む野党との政策の乖離などが重なって来る。
早くも海外は、歓迎から警戒に動いている。
国益という事を真剣に考えて欲しいと思う。
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