日本の平均寿命は男79才、女86才とのこと、我が国の税理士は7万人のうち、70才以上が2万人、60才以上が1.3万人であります。30%は70才以上という現実。

(税理士という仕事)

 医師は患者の変調を見極める視力と聴診器での聴力が劣れば廃業か、弁護士は裁判所に出かけることが条件とすれば足が弱れば廃業かでありましょうか。税理士は職員のマンパワーに頼れる業務が多く、比較高年齢まで仕事が出来ることが、登録されている税理士30%が70才以上との事実に結びつく。

(生涯報酬)

 税理士会の入会者は、税務署退官者を除けば30才代で多くが入会しております。卒業から10年間は受験期間、修行中であり、現在登録後の数年間あるいはそれ以上の期間は年齢相応の収入を得られません。従い、一般企業でに就職された方が得られる給与と比較すれば、かなり出遅れています。ただ、定年がありませんから、順次追いつくことが出来ることとなります。

(適応力を求められる)

 毎年の税法改正、会社法等の変化などへの専門知識の習得。電子申告等IT化対応、絶え間ない業務の合理化、新規顧客の獲得などなど、変化への柔軟な適用能力を常に求められます。税理士会が開催する研修会に80才を超える会員の受講も日常的であります。

(自分はいつまで働くのか?)

 これまでの60才定年、これからの65才定年か、70才までなのか、諸先輩の様にそれ以上までなのか、いつまでお客様のお役に立てられるのか、自分の人生設計に迷う。



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