「富士ハウス」が破産申し立て、未完成住宅が全国数百戸
1月30日15時56分配信 読売新聞

 浜松市中区の住宅メーカー「富士ハウス」(非上場)は30日、関連会社2社とともに29日に東京地裁に破産を申し立て、同地裁が破産手続きの開始を決定したと発表した。

 負債総額は3社合わせて約638億円。施工中で未完成の住宅が全国で数百戸あるとみられ、影響が懸念される。

 富士ハウスは1971年の設立で、東海、関東地方などで住宅の設計・施工を手がける。木造注文住宅の施工、販売で事業を拡大し、全国に78支店ある。2001年3月期の売上高は473億7688万円だった。

 しかし、改正建築基準法の影響による受注減少、資材高騰による原価高に加え、不動産市況の急速な冷え込みで業績が悪化。さらに、売り上げを水増しするなど不適切な会計処理で30億円超の損失が発覚し、金融機関から支援を得られる見通しが立たなくなった。

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戸建の注文住宅の破産は色々ありますが、久々の大型倒産。

建築途中の物件の施主さんはさぞ不安でいらっしゃるかと思います。

果たして第三者機関の完成保証をつけていたのか。

すでに引渡し済みの方については第三者機関の瑕疵保証(瑕疵保険)をつけていたのか。

1年以上前から私は「欠陥住宅より怖いマイホーム業者倒産」という小冊子を発行して警告していましたが・・・・。