規制緩和でバス数台の小規模観光バス会社が設立され、価格競争を生み、事故発生と報道されています。一方では折込には、4千万円から1億円の高価なバスの乗り心地と豪華さを売り文句に各バス会社は利用者を募っています。

 
(過酷な運行状況か・・・)

 大手バス会社では観光バスの運行を規則通りに行わないと、新規運行の許可申請時に差し障りがあり車両・要員の運行管理は厳しい。そこでバス会社・旅行代理店は繁忙期、安価受注には、儲けをハネて外注で対応している。外注先の小規模観光バス会社は、年間受注先の確保から採算度外視・休日返上で時として無理な運行を行うこととなる。


(自主企画・自社バスでの運用会社では・・・)

 自社でツアー企画をし、自社バスを運行できる会社では、余り無理な車両・要員のローティションを組まなくとも済む。添乗員・ドライバー、燃料・高速料金、昼食代など直接経費を賄い、ツアー参加者一人当たり千円の儲けがあれば、高価バス月額百万円のリース料も、月25日運用ができる。仮に所有バス8台、一台月額リース料百万、一ツアー参加者50名とすれば、一ツアー当たり5万円の粗利となる。
 月収入は、10,000,000円 8台*5万円*25日稼働
 リース料は 8,000,000円 8台*百万円
 本社経費は 2,000,000円 パンフ折込等販促費、車両メンテンス  
となり、ツアー企画の才能さえあれば観光バス会社は運営出来ることとなる。
私の体験記:日帰り ちよこっTrip
 http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice/diary/200802030000/


(それ以外の小規模会社は・・・)

 高価な新品のバスもリース期間後の中古市場があり、何十万走行車両であってもエンジンを載せ替えることで、外見も立派なバスとして生まれ変われる。上記の百万円リース料負担はなく、安価な料金を受け入れられることとなる。観光バスとしても、東京など利用者を見込まれる路線なら、格安料金で運行できることとなる。


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