厚生労働省は、2007年度に病気やけがのために医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が前年度に比べて3%増の34兆1360億円と過去最高になったと発表した。高齢者の増加や医療技術の高度化で1人当たりにかかる医療費が増えたためで、08年度はさらに増加したとみられる。
1人当たりの国民医療費も3%増の26万7200円で過去最高。
ちなみに国民医療費に占める65歳以上の比率は52%と、半分以上は高齢者の医療費。ますますこれから高齢化社会、医療費の負担増加が懸念される。一方1400兆円の金融資産を持つのも70%は高齢者。このあたりをうまく融合できないものでしょうか?