07年08月01日
貸借対照表分析〜基礎の基礎4〜
今回は貸借対照表のうち、流動資産と流動負債に注目していきます。
「流動資産の合計額>流動負債の合計額」となっているかどうかをチェックし、短期間の財務安定性を確認していきます。
もし、流動負債の合計額のほうが大きい、となると、短期間の財務安定性に欠ける、ということになるので、ご注意ください。
さらに、より慎重に判断するためには、「当座資産の合計額(=流動資産の合計額−在庫の金額)>流動負債の合計額」でチェックするのも一法です。
なお、事業運営のためには、お金を有効に使うことが大事になってきます。
なので、手元にお金があれば良いものではない、ということにも十分留意してください。
「流動資産の合計額>流動負債の合計額」となっているかどうかをチェックし、短期間の財務安定性を確認していきます。
もし、流動負債の合計額のほうが大きい、となると、短期間の財務安定性に欠ける、ということになるので、ご注意ください。
さらに、より慎重に判断するためには、「当座資産の合計額(=流動資産の合計額−在庫の金額)>流動負債の合計額」でチェックするのも一法です。
なお、事業運営のためには、お金を有効に使うことが大事になってきます。
なので、手元にお金があれば良いものではない、ということにも十分留意してください。
07年07月24日
貸借対照表分析〜基礎の基礎?〜
今回は、貸借対照表のうち、在庫に注目していきます。
決算書上は、「商品」「棚卸資産」などで表示されるものです。
具体的には、在庫と月々の売上高とを比較していきます。
もし売上高が伸び並んでいるにも関わらず在庫が増えているのでしたら、過剰在庫のおそれがあります。
このように在庫に注目することで、在庫管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
決算書上は、「商品」「棚卸資産」などで表示されるものです。
具体的には、在庫と月々の売上高とを比較していきます。
もし売上高が伸び並んでいるにも関わらず在庫が増えているのでしたら、過剰在庫のおそれがあります。
このように在庫に注目することで、在庫管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
07年07月02日
貸借対照表分析〜基礎の基礎?〜
前回に引き続いて、貸借対照表のポイントです。
負債と純資産を比較検討して、お金の集め方に注目していきます。
負債とは他人資本と呼ばれ、外部からの財源を表すもの。
一方、純資産とは自己資本と呼ばれ、内部からの財源を表すもの。
まず、この両者を比較して、外部資金が多いのか、それとも内部資金が多いのかを把握します。
そして、この両者のバランスによって、今後予想されるコストも把握しいきます。
すなわち、負債が元金返済のみならず利息支払いコストも発生する一方で、純資産のコストは配当コストのみとなります。
負債と純資産を比較検討して、お金の集め方に注目していきます。
負債とは他人資本と呼ばれ、外部からの財源を表すもの。
一方、純資産とは自己資本と呼ばれ、内部からの財源を表すもの。
まず、この両者を比較して、外部資金が多いのか、それとも内部資金が多いのかを把握します。
そして、この両者のバランスによって、今後予想されるコストも把握しいきます。
すなわち、負債が元金返済のみならず利息支払いコストも発生する一方で、純資産のコストは配当コストのみとなります。
07年06月23日
貸借対照表分析〜基礎の基礎?〜
前回に引き続いて、貸借対照表について。
なお前回も含めて、今回以降も、基礎的なお話をさせていただきます。複雑な分析については、追って「応用編」でご報告させていだきます。
さて、貸借対照表を見るうえで、まずは総資産に注目していただきます。
総資産を見ることによって、その会社の経営規模の大きさをつかむことができます。
さらに、売上高を総資産で割る(売上高÷総資産=総資産回転率)ことによって、経営の効率性を把握することも可能となります。
つまり、同じ総資産1億円の会社でも、A社売上が5千万円・B者売上が1千万円とすると、A社のほうが経営の効率が良いことになります。A社=50%・B社=10%で、A社のほうがB社よりも5倍総資産を回転させている、ということになるからです。
なお前回も含めて、今回以降も、基礎的なお話をさせていただきます。複雑な分析については、追って「応用編」でご報告させていだきます。
さて、貸借対照表を見るうえで、まずは総資産に注目していただきます。
総資産を見ることによって、その会社の経営規模の大きさをつかむことができます。
さらに、売上高を総資産で割る(売上高÷総資産=総資産回転率)ことによって、経営の効率性を把握することも可能となります。
つまり、同じ総資産1億円の会社でも、A社売上が5千万円・B者売上が1千万円とすると、A社のほうが経営の効率が良いことになります。A社=50%・B社=10%で、A社のほうがB社よりも5倍総資産を回転させている、ということになるからです。
07年06月17日
貸借対照表分析〜どこにポイントを置くべきか〜
経営分析を行ううえで、決算書は欠かすことのできない、客観的なアイテムです。
さて、今回は決算書のうち、貸借対照表分析の大きなポイントについて。
個々具体的にどのような分析を行うにせよ、次の2つは最低限必要になってきます。
?お金の流れの把握
?資金繰りに無理がないかどうか
まずは、これら2つのポイントを念頭に置いて、貸借対照表に注目してみてはいかがでしょうか。
ページ移動
前へ
1,2,3
次へ
Page 2 of 3
さて、今回は決算書のうち、貸借対照表分析の大きなポイントについて。
個々具体的にどのような分析を行うにせよ、次の2つは最低限必要になってきます。
?お金の流れの把握
?資金繰りに無理がないかどうか
まずは、これら2つのポイントを念頭に置いて、貸借対照表に注目してみてはいかがでしょうか。