法人個人の開業支援

　交際費課税等何点かの修正事項はありましたが、会社の規模から見て、大きな問題もなく、確定申告前の税務調査が終了しました。４日間+間接税調査１日の計５日間でした。

　仙台中税務署の法人税の特官部門２名でしたが、あまりやる気もないようで、細かいことばかりで「木を見て森を見ず」という感じの時間つぶしの税務調査でした。忙しい時期なので、こちらとしてはありがたかったですね。
　
　前回の調査で営業権の修正事項があったのですが、営業権の話題になったとき、年配の上席は「営業権は任意償却」とおっしゃっていました。もう１０年前の平成１０年の税制改正で５年間の均等償却になっていますし、前回の修正項目もチェックしていないようで調査官のレベルに驚きました。
このような方たちも退官後、税理士になるのかと考えたら、気分が悪くなってきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神山　肇

　来週２／12〜２／15は確定申告期前のぎりぎりに税務調査の立会いの予定が入っています。
　税務調査も税理士の関与先は２／１６〜３／１５の期間は新規に行わないことが税理士会と税務署の間で取り決められています。
　税理士会では２月１日から、税務署等で税務支援を行っており、毎日、仙台北支部では９名の税理士が従事しています。
　いくら部門が違うからといっても、税理士を動員するくらいなら、全署体勢で取り組んでもらいたいものです。
　今回の調査は、３月決算法人であり、これまでは、９月に実施されていました。何でこんな時期にと思うのですが、やむをえません。とにかく、早く終わるように交渉してみます。