土曜日24日には、医業経営コンサルタント協会長野県支部の臨時総会と研修会がありました。研修項目は、「診療所の現状と今後」「介護報酬はこう変わる」であり、事務所のスタッフと二人で受講しました。


(厳しい介護事業)

 介護業者と協会関係者を合わせて50名程の受講者があり、講師はNPO渋谷介護サポートセンターの服部万里子先生でありました。高負担・高福祉ではなく、中福祉・中負担という曖昧な政策をとり、医療費抑制が政府の立場であります。従い、70%の介護施設が赤字経営で苦しんでおり、介護事業からの撤退が続いております。


(複雑な介護報酬制度)

 介護経営は政府が定めた介護報酬により収入が決まります。その介護報酬は複雑で、経営判断には細かな条件選択によるシュミレーションを可能とするプログラムがない算定不能であります。介護費用を負担する利用者、ケアプランを作成するケアマネージャー、サービスを提供する介護業者の三者が係わる制度がこれほど複雑で良いのか疑問であります。


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