経済に強くなる「経済セミナー」の3日目は「仕事の中心にバイブルがある 信州発 サンクゼールのブランドつくり〜農・製・販・サービス一貫型モデルの歩み〜」との演題で、株式会社サンクゼール社長久世良三氏からお話を頂きました。


(サンクゼールのプロフィールは)

 ワイナリー・ブドウ栽培・ジャム・ドレッシング・各種タレなどの製造。直販店、レストラン 30店舗。年商 28億円強、従業員数 300人。営業利益 1億1千万円。


(サンクゼールが考えるブランド構築とは)

・社内と社外に対する宣言=裏表のない行動
・考え方や品質(サービス・モノ)に対する信頼
・企業としてのコンプライアンスの確立、教育の徹底、企業理念は聖書に基づき正しい経営活動実践
・企業理念の確立とその実行力・誠実さが大切


(久世氏の姿勢)

 私は、飯綱町のサンクゼールに数回訪ね、中世ヨーロッパ的な牧歌的な施設で食事を楽しませて頂きました。久世氏はボクトツとした喋りから、倒産の危機にひんし、うつ状態になり、奥さんに励まされ クリスチャンになったという芯の強さを感じました。「倒産・大病・投獄」を乗り越えて男は強くなる例かと勝手に納得しました。


(飯綱町のブランド作り)

 久世氏の夢は会社がある「飯綱町のブランドつくり」であるとのこと。氏の目からは、飯綱町にあるものは全国の何所にもあるもので、世界的に見て、日本的に見て、中途半端 一個一個見れば弱くそのままではいかんともし難い。
 小子高齢化社会では成功するビジネスモデルは現状からはなかなか見いだせない。サンクゼールは社長始めスタッフが世界中を訪ね、得られたヒントを事業に活かしているとのこと。そのワールドスタンダードで考える目から。100年後でも残る、人に優しい、親切で、心地いい町を創ること願い、飯綱町では福祉施設がベターと考えているとのことであります。モデルは「55歳以上が住む町、米国の理想的老人ホーム」、そこにはプール・ゴルフ場など何でもあると話され、私にもその素晴らしスローライフが浮かんでまいりました。


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