お店の売上高を予測する方法はいくつかあり、その中でも比較的簡単に算出できる方法は、

①売上高=客数×客単価

これは単純にお客の数と単価から算出する方法です。

②売上高=客数×客単価×営業日数

これは年間のおおまかな売上高を単純に把握する方法です。
例として、あるお店では平均客単価が1,500円で一日の客数が200人だとします。営業日数が330日ならば、年間の売上高は9,900万円となります。

売上高をある程度正確に予測するには、他に例となるものがあるとそれとの比較検討ができます。例えば、チェーン店なら既存の店舗の売上高がいくつもあるので、おおよその売上高は見込めます。
しかし、この客数と単価は業種や取り扱う商品そして、販売力によっても一定ではないので予測するときはこういった点にも注意する必要があります。

もっとも注意しなければならないのはこういった売上予測には「販売努力」は計算に入っていないということです。同じ立地条件にある同じ規模のお店でも、そのお店のやり方や努力の差で売上は大きく違ってきます。
予測の数字は、あらゆる販売努力を尽くして、初めてその売上高になります。ただ予測を立てただけで自動的にその売上になるということはまずありません。


一番重要なのは売上の目標をしっかりと立てそれに向かって努力する姿勢が大事なことだと思います。


文責:経理サポート部
参考文献:「お店の数字に強くなる本」
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