年収が上がったのに、手取りが増えた実感が少ない。そう感じている人は多いはず。
なぜならば、所得が増えるにしたがって、所得税率が高くなる累進課税となっているからなのです。

例えば、独身者で年収300万円(課税所得118万円)の場合、所得税は5万9000円。同じく年収1500万円(課税所得1037万円)では約188万円に。
所得は5倍の開きだが、所得税はなんと32倍近くまで拡大。

定年時の年収が2000万円になった人の場合、生涯賃金の合計は約3億2000万円となる。この間の所得税は約2448万円。これに対し、定年時の年収1200万円で、所得税総額約862万円。生涯年収では両者の開きは1.4倍だが、支払う所得は2.8倍となる。収入が増えるほどに重税感が募るのは、所得税の累進課税の大きな問題点ですね。

所得税だけでなく、住民税、消費税、ガソリン税、たばこ税、○○税と世の中税金だらけです。しかし北欧はもっと税金負担率が高い。

いったい日本は税金は高いのでしょうか、安いのかでしょうか?
永遠のテーマかな?