国や地方自治体と民間企業が共同で出資して設立した法人。公企業を第一セクター、私企業を第二セクターとし、それらとは異なる第三の方式による法人という意味からこう呼ばれる。その形態はさまざまだが、表面上は私企業として設立され、その資本のほとんどを地方公共団体などが出資するケースが目立つ。つまり「株式会社≠第三セクター」という訳ではない。また、事業の見通しの甘さなどから経営が悪化しているものも多い。