発展途上国に対して行う政府間援助のひとつで、円建ての資金を長期かつ低金利という条件で融資する制度。有償資金協力とも言う。支援内容としては、電力やガス、運輸、通信、農業などのインフラ整備を中心としている。金利は1%台のものも多く、返済期間は30年以上のものもある。主な供与先は、ベトナムやマレーシアなどアジア地域が8割以上を占めている。日本は世界の支援国に比べ、有償協力比率が高いと言われている。