06年12月01日

衰退産業

小売業のピンチが長く続いていますが、その中でも「洋菓子」は厳しいようである。

健康やダイエットという事で洋菓子は余程特長がない限り経営が難しいらしい。

私は、この分野の専門家でないので表面的な話になるが、チェーン展開の「洋菓子」店は、私の周辺でも閉店するところが急増している。

これは、チェーン展開の弱点が出て来たからだ。

「洋菓子」の場合、自分に独自の技術を持たずに始めるにはブランドのチェーン展開に加盟するのが近道だったのだが、環境が変ると手の打ちようがなくなるのだ。

独立自営というのは、自分で商品を磨き切ることの出来るものでないと、環境の変化でこのようなとんでもないピンチに陥るので要注意である。

何事もどんなピンチに遭遇しても乗り切る覚悟が肝心と痛感した。
06年12月01日 | Category: General
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06年11月30日

仮説と検証

「仮説と検証」という言葉は、最近では余り使わなくなった感じがしますが、一時期、盛んに使われたことがありました。

物事を進めるには、ただ漠然と進めると着地点が分らなくなりますが、ある一定の目標を定めると確かに確実に進めることができるものです。

ある一定の目標を「仮説」とすれば、その仮説が成り立つように検証して行くことになります。

不確定な要素を含んでいる時に、物事を進めるにはこの「仮説と検証」という手法も重要なものになります。

仮説を否定するのは、カンタンなのですが、これを肯定して「成果」に結びつけるには相当な苦労が必要になります。

ある意味コンサル業は、他社の成功事例を「仮説」として提案し、それをお客様と「検証」する(本当の意味では、アジャストして組み入れる)仕事なのかも知れない。

お客様に失敗させないという覚悟で始めるのだが、連戦連勝という訳には行かない。

それだけに、自分で何とかできる「仮説」の方がお客様も腑に落ちやすい。

自分で何とかできることを磨いて行きたい。
06年11月30日 | Category: General
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06年11月29日

温故知新

最近は、何でも新しい手法を取り入れたがる傾向が強いが、それらの新しいと言われている手法には、「おやっ?」と思うものがある。

それは、例えば「ディズニーの7つの法則」という本が随分前に流行ったが、最近、この「○○の7つの法則」というようなタイトルの本が多くなっている。

格言に「温故知新」という言葉があるが、以前の手法などでもブラシュUPすれば、今でも十分に通用するものがあるという事を証明していると思う。

当社の「Faxちらし・マーケティング」も10年一昔という感じがするが、IT時代を経てICT時代という流れの中で「Fax&Web2.0」という進化でニーズが高まっている。

Faxという直接相手に迫る「情報」手段の効果は、メールによる手法に比較して数段上のものがある。

Faxも「差込み印刷機能」が付加されたり、コストダウンで安くなったりという風に魅力がUPしている。

これからのマーケティング手段として脚光をあびると期待している。
06年11月29日 | Category: General
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06年11月28日

当事者意識

最近の報道を見ていると「当事者意識」というものがどうなっているのか?と疑問に思うことが多くなっている。

当事者とは、辞書では「その事柄に直接関係している人」とあり、裁判などで主に使うようである。

教育の問題であってもその場逃れの発言をしてみたり、政治でも首相が変ったからと言って、反乱分子を復党させることなどは、その刺客を立てたのは自分たちだろうと言いたくなる事など、上から下まで様々である。

コンサルタントとして仕事しているので、この「当事者」であるという意識を常に心掛けていて、相手の立場に立って考え行動するようにしている。

この仕事は、嫌な事柄や不得手であるという理由で避けるようでは勤まらない。

但し、順法の精神は守らねばならない。

こんな考えで行動している。

06年11月28日 | Category: General
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06年11月27日

「情報」について

あるお客様と「情報」について語る時があった。

その方は常務取締役で事務方の大部分を担当されていて、コンピュータ部門もその中にある。

初対面だったが、いきなり「情報システムというが、私には、情報というものが分らない」という切り出しであった。

とりあえず当方が持参した資料を使いながら「情報」を話した。

私は、「情報」というものは「関心」というフィルターを通して、入って来る、あるいは、生まれると考えている。

この時、ゴルフの話を例にしたのだが、中島選手が優勝したのだが、TVで漠然と見ていたら単なる娯楽であり、例えば、どんなドライバーを使っているかという関心を持てば、知識が豊富であれば、銘柄が分ると話した。。

少し例としては違い過ぎるかも知れないが、コンピュータがEDPSから情報システムにシフトするには、このような「フィルター」を用意して、集めたデータから何かしらのDoに結びつく情報として加工する事がポイントになると話した。

私の自動車会社時代の例として、アリストという車を販売してから何日販売していないかという資料をつくり、小さいながらアリスト販売日本一を支援したという例を話した。

「情報」というものは分りにくいものである。

その見る目を養うお手伝いをして行きたいと思った。

06年11月27日 | Category: General
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