06年10月22日

鏡の法則

「鏡の法則」という本が出版されたりして、少し、クローズアップされている。

元来、自分に見えるものは、実は、自分の中にあるものであるという事と、相手との関係においては、相手と自分が鏡で相対しているように近づけば近づく、遠ざかれば遠のくという相対的な関係を指す場合とある。

この最初の自分の中にあるもの、すなわち、経験したことしか見えないという事が興味深い。

人が批判していることを聞いていると、実は、その人の体験であったりするのである。

批判的な人は、そういう経験が多いのである。

TVの討論番組でもこの傾向が分る。
06年10月22日 | Category: General
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06年10月21日

品質について

「品質」って何?と改めて自問すると少し自信がグラつきます。

意外に「品質」は難しく、辞書では「品物の質」とあり役に立たない。

「品質管理」とすると辞書では、「企業で、製品の品質の安定化と向上を図るための管理」とあり、少し「品質」の像が見えてきます。

私は、「量」と「質」と対比するように「質」はパーセンテージで表現されるものではないかと思っています。

99.99%の品質という風に表現されます。

これは、ある母集団にある何かの量を示していて、その量を母集団で割った数値であります。

このように、「品質」も母集団に対する何かの量で表現されると分りやすくなります。

高い品質を誇りますと言っても抽象的であり、99.99%の高い品質という方が分りよいのです。

コンサルの現場では、エラーやクレームの回数を取ったり、時間を計測したりします。

それらが母集団に占めるウエートで「○○率」と呼びます。
06年10月21日 | Category: General
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06年10月20日

4つの般若

禅の世界に「4つの般若」という言葉があります。

「般若」とは、うまく行くための智慧という意味があるそうです。

お坊さんが教える「この世をうまく生きる4つのコツ」とも解釈できます。

1)同事・・相手と同じになる                2)愛語・・相手を思って語る                3)布施・・いわゆるお布施(お金)             4)利行・・メリットを与える行い              の4つです。

この最初の「同事」がないとうまく行かないのです。

お坊さんを観察していると本当に親身になって相手の話を聞こうとしています。

可能な限り相手と同じなろうという気持ちが伝わるから「愛語」として相手が受け入れるのだと思います。

この相手に近づこうとするアプローチが大切なのです。

お金やメリット供与という前に「同事」と「愛語」があるのです。

この辺を忘れて、イージーに「値引き」や「特典」という風に流れるのは危険な兆候です。

機を引き締めて行きたいと思います。
06年10月20日 | Category: General
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06年10月19日

華ということ

「華がある」という表現がある。

何事も「華」がある方が、良いに決まっているが、しかし、金もかかる。

大恩ある福井社長(私のサラリーマン時代)は、「栩野君、プアーな発想はダメだよ」と何度も教えてくださいました。

福井さんは、サービスには金がかかるという事を理解されていて、コンピュータも当時、超一流であったIBMを選んでくれた。

しかし、現実に一般大衆を対象とする販売店や小売店のコンサルをしていると「華」を上手に活かすのは難しい。

トヨタ自動車がレクサス店網を構築しているが、一部の層には「華」のあるサービスを理解されるだろうが、大多数の層にはそれが受け入れられるか疑問である。

高い固定費を活かすには、それを好む客層が必要になる。

私は、「華」のあるサービスを提供できる店をつくりたいと思っているが、自動車ですら難しいので、その他の業界では、その実践法を工夫する必要がある。

その工夫を練って、新しいノウハウに仕上げたいと思っている。

06年10月19日 | Category: General
Posted by: nasablog
得意なことに集中する事ができれば、これ程、幸せな事はない。

得意な事であれば、好きになれる。

しかし、いくら得意な事と言っても趣味の世界では一般の人では金を稼ぐのは難しい。

囲碁将棋の教室みたいなものがあるが、これを運営するには、やはり人並み以上の実力がいると思う。

仕事=好きな事というのは、本当に難しいと思う。

大企業に勤めても自分の得意なことで現役をまっとうするのは難しいと思う。

スペシャリストかゼネラリストかという2つの視点があるが、最初は、専門を深めて困難を克服する力を養い、この経験を活かして小さなグループのリーダーになり、そして、ドンドンその範囲を拡大して行くのである。

昨日、自分探しと書いたが、サラリーマン社会の永遠のテーマかも知れない。

06年10月18日 | Category: General
Posted by: nasablog
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