06年10月17日

自分探しの旅

NHKの新番組「ドキュメント72時間」を見た。

バックパッカーという言葉を初めて聞いた。

文字通り背中に荷物を背負って旅する人たちの事を指すようだ。

東京・山谷の木賃宿に世界中から外人が集まって来ている。

そして、いろんな東京を体験して帰る。

彼らには、東京は自由なところで、しかも日本人は親切なのだそうだ。

母国で体験できないジャンルを体験して帰るのだが、よく考えると日本人は東京を越えて世界へ出ている。

充足している事に飽き足らず、不足を求めている。

若い人の特権だと思う。

本当の自分に出会うのは、いつなのだろうか。

これって、永遠のテーマ?

外国では、墓標に「○○の人」という風に刻むようだが、自分を○○と言い切れる人はどれだけいるだろうか。

孔子の教えに、15才:志学、30才:而立、40才:不惑、50才:知命、60才:耳順、70才:従心とある。

○○と言い切れずに何歳になっても「不惑」に入れない人が多いように思う。

06年10月17日 | Category: General
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06年10月16日

いじめについて

昨今、学校での「いじめ」が問題になっている。

ついには、担任教師が「いじめ」の発端になり、しかも継続して「からかう」という「いじめ」をしていたという事が報じられた。

その上、学校長が「いじめ」と「自殺」の因果関係には慎重に調べなくてはいけないと発言している。

私は、一度、「不安神経症」的な事態に陥ったことがある。

会社に勤めて自分の生きる道といしてコンピュータを選んだのだが、いろんな人の思惑が絡まって仕事が出来なくなったことがある。

会社に出て来て、時計と睨めっこする日々が続いたのだ。

半年もしないうちに胃腸がおかしくなり、体力を落として週のうち3日働いて、後半3日休むという事が続いた。

当時は「木金土」を「木金堂」という読み替えるバラエティがあったが、本当に、自分にとって木金土の3日間が不安であった。

これは、新しいコンピュータを入れることで仕事が復活して解消した。

自分の場合、仕事がキーだったのだ。

小学生・中学生に自分の生きる道を持てというのは酷かも知れないが、自分が活かせらるものを見つけてあげることも重要と思う。

親が子供がイキイキしているかを見守り、イキイキとするものを発見する手助けを必要と思う。

06年10月16日 | Category: General
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06年10月15日

宥和か融和か

国連が北朝鮮への制裁を決議した。

これにより韓国の太陽政策のあり方も取り上げられている。

宥和と言うのは寛大に接してと言うが結局「大目にみる」という事であり、融和はとけ込んで双方が仲良くなる事とは違うのである。

6カ国協議は、話し合いで関係者が歩み寄り解決するというテーブルにつく事がベースにする「融和」であると思う。

今回、韓国も中国もロシアも国連決議に賛成したのは、融和という事は無理であると判断した結果とも言える。

融和には毅然たる処置が反対側にあり、宥和には相手の言い分に合わすという処置しかないのである。

言い分が通る間は、ならず者は増長するばかりである。

やはり、毅然たる態度を貫くことが長期的に大切である。

安倍首相は、独自の制裁を厳しく発動しているが、目先のリスクに押されずに毅然として発動した事を評価すべきと思う。

しかし、リスクに備えることが急務になって来ているのも事実である。

06年10月15日 | Category: General
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06年10月14日

母の誕生日

今日、母の誕生日、満82歳になった。

昨年、父が他界したので一人で暮らしている。

毎朝、私の携帯に電話して3回コールで切るようにしてくれている。

本来は、一緒に暮らすのがベストなのだろうが、いろんな事情があって、歩いて10分くらいの所で離れて暮らしている。

母は、話したくなったら、私の事務所に来る。

他愛もない話が多いのだが、少ししゃべって帰るのである。

今日は、少しケーキを買って持って行こうと思っている。

別に大した親孝行が出来る訳がないので、ちょっとした事で我慢してもらう。

06年10月14日 | Category: General
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06年10月13日

困難について

先日、NHKの「その時、歴史が動いた」という番組が「細川ガラシャ」を取り上げた。

豊臣から徳川へ政権がシフトする時に、明智光秀の娘として生まれたガラシャが辿った運命を紹介していた。

この番組の中で、宣教師が「困難に出会って、人の徳はもっともよく磨かれ、美しい光を放つ」と言ったとあった。

私は、凄い言葉だと思った。

自分は、今まで大きな困難に苦しんだ事はない。

そう言えば、倒産という苦労から這い上がった人の話にはパワーがある。

お客様に自分の「徳」を強い光で与えているだろうかと思う。

自分を磨く事が大切だが、大きな困難、特に、倒産というような困難は避けたい。

本当の「徳」は、そんな深い意味があるのだと思う。


06年10月13日 | Category: General
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