平成10年に林業から建築まで地場産業の活性化を図りながら流域林業の確立を図ることを目的として組織された組合(林業家,森林組合,製材業者,工務店,建設業者,設計事務所等で連携して組織されている)が、存亡の危機に瀕している。(弊社は、本業の中で組合員としての活動もしている)

今は、耐震性や大手ならではの安心感から大手プレハブメーカー、又手に入れ易さから坪20万円台,30万円台のローコスト住宅が多くの人たちに選ばれている。

その狭間のゾーンに位置する我が組合のように、昔ながらの腕利きの職人が手間をかけて造る家などはあまり受け入れられない。

そして、『ペイントハウス』の様に営業力だけに頼って失敗?した会社とは反対にシャイな技術屋気質の人達に営業を兼務させても(私も営業に出ることがあるんですこれで・・・)無理があるのかもしれない。


良い物を大切に永く使っていく風潮が無くなってしまった現在に組合のコンセプトはあまり世相に合致していないのかもしれないが・・・
バタバタとプラモを作る様に建てた家がそんなに良いのだろうか?


20年後、30年後と時を経て味わいがある家になっていく家を造っていくお手伝いをしたかったのに・・・どうなるんだろう?



事務所のツバメの巣


よそのツバメ