コンサルの現場で「売るもの3つを磨く」という事を指導しているのだが、最近、この前提条件は「職業への自信」という裏打ちがあってこそ機能するものと思うようになった。

正しく「4つの自信」すなわち会社・商品・自分・職業である。

この最後の要素である職業への自信という壁は現実には意外に大きいものである。

一見、一生懸命に仕事しているように見えても「仕事をしないと首になるから」という恐れで動いている場合も見受けられる。

その証拠は「できない理由」が如何に数多く出て来るかである。

やりましたけれど、○○でダメでしたという答えが平気で返って来るのである。

職業への誇りや自信があれば、そのような答えは出ないものである。

では、どのようにして自信を持たせるかということであるが、私は、お客様の支持によって本当の自信を引き出すと考えている。

この方法をうまく機能させるにはお客様との関係を変えることが大切である。

売りっ放しではなく、後フォローしてお客様の感想を聞くのも一つの方法である。

対お客様とのコミュニケーション力を改善することが真の自信を育てると考えている。