新型インフルエンザが、関西、関東地方を中心に、また先日には九州でも確認され、急速に拡大し、さまざまな影響が出ています。学校が一部休校になったり、企業においても出張の自粛や営業活動の一部停止などの対応が行われています。

企業が新型インフルエンザ対策を行う目的は、主に以下の点が挙げられます。
1.社員と家族、お客様の安全を守ること
2.事業を継続すること
3.感染拡大の防止

新型インフルエンザ発生後のリスクを下げる具体策として、

1.(感染拡大防止)
マスクの着用、こまめにうがいと手洗いをすること、社内清掃、その他フレックス勤務を行うなど

 2.(感染の機会を減らす)
在宅勤務、時差出勤、出張や会議の中止

 などが言われています。

現在事前に検討がされていない企業では今後の発生に踏まえて対策を行うことが必要になってきます。企業にとって事業継続は不可欠であり、発生に備え、事前に企業の中で絶対欠くことができない業務や一時的に中止できる業務、基本業務、その場合の必要人員などの洗いだしを部署ごとで計画を立てておくことが大切です。
またパンフレットや説明会などにより社員個人の危機意識もあわせて持たせていくことが重要になると思われます。自社で発生した場合のシミュレーションを行うと、何が必要で、課題となる問題も見えてくると思われます。

厚生労働省「新型インフルエンザ対策関連情報」でも、以下のような対応策をまとめられていますので、ご参考になさってみてはいかがでしょうか。

http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/

・国内感染確認後の新型インフルエンザ対策
・事業所・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン
・新型インフルエンザ対策パンフレット


文責 ヒューマニー事業部


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