何でこのような題材をと思われるかもしれませんが、ワンマン経営の意味を取り違えている経営者が非常に多いからです。
「民主経営」「社員の自発的意思を尊重する」という考え方が、いかに間違っているか、そして、社長は自らの責任と意志において「決定」を下すべきだ、と言ってきた。つまり、「ワンマン決定」こそが正しい姿であると。一倉 定氏は言う。
ん、この考え方に疑問を持たれる方も多いと思います。社員は反発しないか、やる気を無くさないか、という心配である。もっともである。社員の協力無くして経営はできないからだ。このことを気にして、優柔不断な経営者が増えていると私は感じます。このワンマンの心配は無用である。というよりは、社長が「正しいワンマン経営」を行わない限り、社員の協力も得られなければ、やる気を起こさせることもできないのである。
 では、その「正しいワンマン経営」とは、以下に掲げるものである。

1.社長は、自らの経営理念にもとづく、我社の未来像を持たなければならない。
2.その未来像を実現するための、目標と方針を、自らの意志と責任において決定し、これを経営計画に明文化する。
3.その経営計画書を、社員によくよく説明して協力を求める。
4.経営計画の、最も重要な活動に自ら取組み、外は任せる。

ということである。 と・・・一倉定氏は言う。
確かに、テレビなどに出られる成功している社長の発言をよく聞くと上記のことは明確にされておられます。昔のテレビ番組で「プロジェクトX」、最近では、村上隆司会の「カンブリア宮殿 」、加藤司会の「がっちりマンデイ」などなどです。このように、成功者の体験談などを集めた書籍も出版されています。また、一倉定氏著の社長学シリーズがネットやオークションなどでも販売されています。これらの本を読まれて、今一度、原点にかえり、この不況期の経済を乗り切れる策を熟考されてみてはいかがでしょうか。必ず、何がしかのヒントがみつかるのではないでしょうか。

文責:企業部

にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。




なかのひと

10年11月14日 | Category: General
Posted by: pronet
プロネットグループの中で「人事屋」として仕事をしているのが私たちヒューマニー事業部です。今回は「基本に立ち返る」をテーマに書かせて頂きます。
前回のブログでもご紹介させて頂いたとおり、ヒューマニー事業部は年間30講座の研修を運営させて頂いております。また講師と一緒に外部で研修をさせて頂く運営のお手伝いをさせて頂くこともあります。
人事屋として気を付けていることは、「基本を大切にする」ということです。

根幹となる基本は以下のとおりです。
●ハキハキと話す(電話も同じです)。キビキビと動く。
●電話は1コールから3コール以内出る。ワンオクターブ高く話す。丁寧に話す。
●お客様が何を求めていらっしゃるのか考えて発言・行動する。
●先手を打つ。
●準備万端にする。
●5分前行動。
●小さなことでも協力していく。
●感謝の心を持つ。

その他、諸々あるかと思いますが以上のようなことを常に意識しています。
人事屋の仕事は地味で細かい作業が多いです。細かい作業ですがミスがあることは許されません。ですので、作業面の基本は「集中力」や「精神力」が必要となります。そして「管理力」も問われます。ご依頼の書類提出締切日や膨大な書類整理・一からの書類作成のし直し・細やかなお客様とのご連絡等、管理力が問われる場面は多岐にわたります。

しかし仕事で予期せぬことが起こると、集中力・精神力・管理力を実行する難しさを痛感致します。それに伴い、根幹の基本さえ危うい状態です。
根幹の基本は木の根っこ(土台)です。根が崩れると成長しません。倒れてしまします。だからこそ基本を繰り返し土台となる根をしっかり張り巡らし、枝となり実となり、ブレない幹になっていきたいものです。今後も基本の土台がしっかりしている幹となり、お客様のお役に立てるような人事屋を目指し精進して参ります。

文責:ヒューマニー事業部

にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。




なかのひと


10年11月12日 | Category: General
Posted by: pronet
朝夕めっきり冷えてきて熱燗で一杯の季節となりました。
我が家の徳利はまあるいコロンとした形です。中が見えにくいので上の方まで入れないのですが、今夜はレンジから出してみると液面が上の方まできています。
量が増えたとびっくりして家人に言うと、入れすぎたのに気付かないうつけ者と言われ、
釈然としません。
2度目は燗をする前に徳利の口から液面までを箸でチェック測ってみることにしました。
軽快なチンの音でイソイソ測ってみると5ミリほど液面上昇。家人は測り違いだの、娘は
質量保存の・・・など。
それではと、日本酒の美味しい呑み方で調べたらちゃんと解決しました。
『液温の上昇により、液体が膨張する』
お燗の勘どころ
お燗した徳利の液面の増え具合(煮増え)をみて、上燗かどうか判断できる。
オッ増えてる?という得した感じですか。
48℃で口のところの液面が盛り上がり飲み頃なんだそうな。
もちろん日本酒好きな方はご存知なのでしょうが、焼酎を愛飲している我が家では・・・
散々けなされた後ですが、日々変化に敏感であるからこそ気付けることも多いはず。自分の常識が全てでないことを踏まえ、なぜこうなるのか自分の納得のいくまで調べてみることが大事なのだとわが身に叱咤激励。
少なくとも今年から我が家の日本酒はおいしくいただけるでしょう。

さて、仕事のお話。保険では新しい商品が出るとパンフレットや申込書等入替をしなければなりません。新旧見比べどこが違っているのか売りどころというか、アピールされている箇所を把握しておくのです。ただ入替えるだけの作業と済ませてしまうか自分の商品知識を入れ替える為の勉強と捉えるかでおのずと気持ちが違ってきます。

まだ、保険の入り口にいますが、上司との保険の話題に頷けるだけの引き出しは用意できるよう「○○の手習い」続行中。

文責 ㈱プロネットインシュア

にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。




なかのひと

10年11月09日 | Category: General
Posted by: pronet
会社の決算書をみることが好きでたまらないという人は、残念ながらあまりいないと思います。会社の経営者でさえ、毎月の資金繰りは頭にしっかり入っていても、決算書になるとちんぷんかんぷんという人もいるようです。いざ決算をむかえて決算書をご説明する際に興味がない経営者の方々が大変多いです。
「なんで数字ばかりがならんでいるんだ」
「なんで、あんなに紙を使っているんだ」
「税務署と銀行に出したら、後は金庫のなかに入れておくだけだ」など。
経理担当者でも、売上の集計や経費の支払いはばっちりできても、決算書となると、日々の業務からかけ離れた「特別な書類」と思っている人がいます。ましてや、一般社員では、給料は気になっても、会社の決算は関係ないと思っている人が多いことでしょう。

決算書は、①貸借対照表、②損益計算書、③製造原価報告書、④株主資本等変動計算書からなっています。③は製造業のみが作成するもので、一般の小売業、卸売業、サービス業は作成しません。また、④は株主に支払う配当金や、自己株式の購入などを記載するもので、会社法の施行により、作成が義務づけられるようになりました。貸借対照表の「純資産の部」の各項目について、当決算書における増減額を一覧にしたものです。
決算書のなかでメインとなるのは「貸借対照表」と「損益計算書」です。
貸借対照表を英語で、バランス・シートといいます。略して「B / S」ともいいます。一方、損益計算書を英語で、プロフィット・アンド・ロス・ステートメントといいます。略して「P / L」です。
貸借対照表は、会社が持っている全ての資産と、全ての負債と、純資産(資本)からなっています。会社の「財政状態」、つまり資金をどのように集めて、それがどのような状態にあるかがわかります。一方、損益計算書は、会社の売上や仕入や経費の一覧表で、その会社の業績がわかります。
会社法の規定により、書類の順序は、貸借対照表が先になっていますが、どちらかというと、みなさんは損益計算書のほうがとっつきやすい。

参考:「決算書の読み方が面白いほどわかる本」著 落合孝裕
文責:経理サポート部

にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。




なかのひと

10年11月04日 | Category: General
Posted by: pronet
相次ぐ診療報酬の改定で、医療機関の経営が厳しくなるに従って経費節減対策を強化している医療機関が多く見られるようになりました。今回は各病医院が取り組んでいらっしゃる色々な経費節減対策について、その一部の事例を書いてみたいと思います。
費用には大きく分けて人にかかわる費用と物にかかわる費用があります。また、人にかかわる費用には、現状の業務方法を改善して効率化する方法と外部に委託して費用を削減する方法とがありますが、ここでは現状の業務方法を改善して効率化し結果的に人件費を削減する事例をご紹介します。
まずは受付業務などの固定配置型業務(一定の時間かつ所定の場所に人員を配置しなければならない業務)の改善についてですが、ある病院では受付業務の業務量を徹底的に調べて現在定めている固定配置人員が本当に必要な人員数であるかどうかを検討し、無駄やムラがあれば改善を図って人件費を削減しています。具体的には、受付業務である様々な作業(患者対応、カルテ準備、診療予約の変更等)を細かく分析し、その中でも患者数のバラツキなどで発生する手持ち時間を調べ、ロスを無くすような人員配置に見直して人件費を削減する方法です。分析する手間はかかるものの、意外と大きい効果があるケースも見受けられています。
次に健康診断や配薬などの繰返し型業務(業務が同様な作業方法と作業時間で、何度も繰り返される業務)の改善についてお話します。健康診断業務などは健康診査票、カルテなどの発行から検査とその結果の記載までで一つのサイクルとなっており、このサイクルの中で何にどれだけの時間がかかっているのかを分析することは改善を進める上で重要なこととなります。手書きや転記の削減のために個人情報をICカード式診察券などでデータベース化し効率化をはかり一日当たりの検査受診件数を増加させつつ人件費の削減にも成功している事例もあります。
 このような業務を分析し効率化をはかることで改善しつつ人件費を削減することは医療機関にとって今後ますます重要になってくる項目といえるでしょう。


文責 医業部

にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。




なかのひと

10年11月01日 | Category: General
Posted by: pronet
ページ移動 前へ 1,2, ... ,26,27,28, ... ,90,91 次へ Page 27 of 91