こんにちは。
松田です。

前回は、
「1ヶ月単位の変形労働時間制」
についてお話しいたしました。

今回からは、
「1年単位の変形労働時間制」です。

1年単位の変形労働時間制とは、

年間を通して、
忙しい時期とヒマな時期がある会社に、
効果的な制度です。

1年単位の変形労働時間制とは言うものの、

必ずしも、
1年に区切る必要はなく、


3ヶ月単位でも、
6ヶ月単位でも、
かまいません。

要するに、
その期間内(1年とか3ヶ月とか)での、
法定労働時間を、
忙しい時期やヒマな時期に割り振る

と考えていただければ、
よろしいかと思います。

ある期間の法定労働時間の考え方は、
40時間÷7日×その期間の暦日数という式で算出できます。

例えば、1年間であれば、(うるう年を除きます。)
40時間÷7日×365日
の計算をすると、約2085時間となります。

この2085時間という総時間を、
各月ごと、
各月の週ごと、
週の1日ごと、
に割り振っていく制度です。

ただし、気をつける点があります。

続く・・・




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