たまに旨い話があります。

ところが、しばらくすると後悔となります。
旨い話には必ずリスクが伴います。

泣き寝入りはいけませんが、基本的には「自己責任」です。
ところが、旨い話にのった方は相手のことばかり責めます。

もちろん、先方に様々な責任があるのは当然のことですが、あまりに安易に旨い話に飛びつく方も少なくありません。

私はそういう旨い話があまり好きではありません。


先日もこんな電話が・・・。

「今は預金の利息も低いですし、お金を増やしていただこうというお話なんですが。」と営業マン。

「興味がありませんので。」と電話を切ろうとする私。

「ちょっと待ってください、お金を増やすことに興味が無いとは、一体どういうことですか?誰だってお金が増えればいいと思っているでしょう。」と営業マン。

「そんな簡単にお金は増えませんよ。」と私。

「それがあるのです。ぜひ一度お邪魔させていただき、お話を聞いてください。」と営業マン。

同じようなやりとりが数回・・・。

おお、しぶとい。傍で上司がモニタリングでも、してるのかもしれない、「簡単に引き下がるな」と。

ちょっと、熱くなりました。

「あのですね、いきなりの営業電話で、これだけ不快な思いをさせたあなたとあなたの会社に、私が今後何かお願いすることがあると思っているのですか。価値観とは人それぞれなんです。お金が増えて幸せな人もいれば、お金が無くても幸せに暮らしている人もいるのです。こんな私と話すより、あなたの話を必要としている方がどこかにいます、そういう方に電話をしてください。」と電話を切りました。

電話営業って、対費用効果はほとんど無いと思うのですが、一向に減りませんねえ。

そうそう、話は戻りますが、「旨い話」には必ずウラがありますから注意してください。



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