最近、行政書士のホームページやブログを見ていると、どうも行政書士のなかに思い上がっている方が増えているような気がしてなりません。

行政書士が真に国民の利益に資するため頑張るのではなく、自己の利益を増やすことに専心するならば、行政書士の発言ならびに提言に対し、誰も耳を傾けなくなるばかりか、制度の存亡にかかわる事態となります。

一人一人がその事を充分に自覚して行動、仕事をしなければならない時期であると思います。

行政書士という資格は個人に与えられた資格です。

まず、個人として、責任の所在をはっきりとして、お客様の信頼の元に業務を遂行しなければなりません。

個々の行政書士が行う恥ずべき行為や、いいかげんな仕事は、行政書士全体がそういう目で見られる原因となることを常に考えなければなりません。

せっかく優秀な人材が多数入会し、行政書士の活躍が望まれるようになってきた現在、行政書士制度の充実の為には、思い上がることなく、信頼される士業とならなくてはならないと強く強く感じるのです。



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