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おはようございます。
松田です。

今年、当事務所では、
就業規則の作成や改正に力をいれております。

おかげさまで、今年は、
かなりの会社さまの
就業規則を作成させていただいております。

就業規則を作るために、
社長さんとお話をしていて、
いつも考えることを書きます。


組織には、
組織のルールがあります。
(会社であれば、
そのルールを明文化したものが就業規則です。)

そして、
ルールの中で生きていく人間は、

(1)ルールを守らない人。
(2)ルールに従って生きていく人。
(3)ルールがなくても生きていける人。

の3つのタイプに別れると思います。

組織の法則、
2:6:2の法則に当てはめると、
悪い2割が(1)。
普通の6割が(2)。
良い2割が(3)。
となります。

就業規則を作成する場合に、
(1)の「ルールを守らない人」を想定しがちですが、
そもそもルールを守らない人たちは、
どんなルールを作っても守りません。


(1)の「ルールを守らない人」よりも、
(2)の「ルールに従って生きていく人」を
想定して就業規則を作成することをおススメします。

なぜならば、
この「ルールに従って生きていく人」の場合、
組織の中で、
自分の行動が良い行動なのか?悪い行動なのか?
の基準を設定してあげることで安心できるからです。


また、
「ルールに従って生きていく人」を想定すれば、
会社のルールを詳細に決めないといけないし、
会社のルールをオープンにしなければならないし、
良いことも悪いことも定めなければならなくなります。


「ルールに従って生きていく人」の行動基準を設定してあげる。
このような視点で、
就業規則を見直すのもオモシロいです。





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08年10月30日 | Category: 就業規則
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

今日は、
従業員を雇う際のお話です。


従業員を雇うということは、
労働力にお金(給料)を払うと言うことです。

最近、
従業員さんを雇う際に、
労働条件の説明を、
おろそかにしており、
トラブルになる事例があります。


給料に残業代を含むのかどうか?
休日は、週何日か?
試用期間があるのか?
ボーナスがあるのか?
退職金があるのか?

確かに、
雇う際には、求人等で労働条件が書いてあるので、
いちいち、契約書を交わしたり、説明したりするのは、
面倒かもしれません。

しかし、
給料20万円の従業員さんがいた場合、
かりに1年だけ勤務したとしても、
240万円の労働力となります。(ボーナスなしとして)


従業員さんの「労働力を買う。」
と考えたときに、

240万円のモノを買うのに、
何の書面も交わしませんか?
口約束だけで購入しますか?




最初に手を抜くと、
後が大変なことになります。




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08年10月28日 | Category: 採用
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

昨日からの続きです。

毎月、必ず22日の勤務の会社は、
給料は、22日勤務に対しての月給ですので、
22日を超えて勤務した場合は、
超えた時間分を支払わなければなりません。

このような会社の場合は、
月給は、22日の勤務に対する月給。
と明確に理解することができます。


しかし、
土・日や祝日の日数で、
毎月の勤務日数が変動する会社の場合、


なぜ、
20日勤務の月と22日勤務の月で、
給料が同じ20万円なのか???
ということが起こります。


そもそも、
1ヶ月の暦日数(28日、29日、30日、31日)が違うのに、
1ヶ月の土・日・祝日が違うのに、
給料は、1ヶ月単位で考えることに、
少しムリがあるのかも知れませんね。



そこで、
月の勤務日数が変わる会社の、
簡単な月給の決定方法をご紹介します。


1ヶ月で考えずに、
1年間で考えて、各月に落とし込む

というのがポイントです。


まずは、1年間の労働時間を考えます。

1年間の総労働時間の総枠は、
40時間÷7日×365日=約2085時間。

1日8時間勤務とすると、
2085時間÷8時間=年間約260日の勤務。

(1)1ヶ月の給料の決定 
 時間単価800円としたときに、
 800円×8時間=6,400円(1日の単価)
 6,400円×260日=1,664,000円(年間の総額)
 1,664,000円÷12ヶ月=約138,700円
 約138,700円が1ヶ月の給料となります。
 これを総額としても良いですし、
 これを基本給として、その他の手当を付けても良いです。

(2)1ヵ月ごとの所定勤務日数の決定
1年260日の労働日を、各月に落とし込む。
例えば、10月は22日、11月は20日・・・という具合に。
(この段階で、
週40時間を超える週が出てきた場合、
変形労働時間制を考慮します。)


そして、(1)と(2)の二つの根拠より、
各月の所定の勤務日数が20日でも、22日でも、
給料は、月額138,700円となります。

当然、
各月の所定勤務日数を超えて勤務した場合は、
超えた時間に応じた給料を払って下さい。




※あくまでも、モデルケースですので、
1年間の労働時間(2085時間)、
1日の勤務時間(8時間)、
1年間の所定労働日数(260日)、
1時間の時間単価は会社により異なります。




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08年10月24日 | Category: 給料
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

今日は、
最近、トラブルの多い、
月給についてのお話しです。

例えば、
月給20万円の人がいたとします。

A月は、20日の勤務。
B月は、22日の勤務。

ここで、
素朴な疑問を持つ従業員さんがいます。

この月給20万円は、

(1)22日の勤務に対しての20万円なのか?
(2)20日の勤務に対しての20万円なのか?
という疑問です。

(1)の考え方であれば、
A月に、2日分の給料を多く払っていることになります。

この場合、従業員さんは、多く給料をもらう分には、
何も問題は生じません。

しかし、
(2) の考え方であれば、
B月は、2日分の給料の未払いが発生します。

この場合、
当然、従業員さんも
「あと2日分払え!」と言ってくるかも知れません。

だからといって、
月ごとの仕事の日数に比例した給料
(20日なら20日分の給料、22日なら22日分の給料)
とすると、

それは、そもそも、
月給ではなくなります。(日給や時給となります。)

さて、
この月給の疑問に、答えられますか?

続く。。。




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08年10月23日 | Category: 給料
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

昨日、
事務所の駐車場のことで、
ムカついたことがありました。

この話は、後日します。


さて、
世の中のことは、

お金を使うか、
時間をかけるか、

のどちらかしかないと思います。

裏返すと、

ほとんどが、
次の法則に当てはまるのではないでしょうか?

時間を節約するために、お金を使う。

お金を節約するために、時間をかける。




あなたのお客さんは、
なぜ、あなたの会社にお金を払うのでしょうか?





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08年10月21日 | Category: 松田の考え
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。


毎月、若手社労士の仲間たちと、
勉強会&飲み会を開催しております。

おもに、
業務の話と、
その業務に関する、
マーケティング、集客、セールスの勉強会です。
この会を、「KKJ」と言います。


昨年末から今年にかけて、
KKJメンバーが結婚したり、お子さんが産まれたりしたので、

先週の金曜日は、
KKJメンバーのご家族や事務職員もご招待し、
いつもより、大人数で、
「スーパーKKJ いろいろおめでとう会」を開きました。




当事務所、専属イラストレーターYumiの
オリジナルイラストをプレゼントさせていただきました!
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これからも、
よろしくね!



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08年10月20日 | Category: その他
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

ある経営者の言葉で、
「言われたことしかやらない従業員は、
役に立たない。」

という言葉を目にしました。

指示されたこと以上のことをする従業員が、
会社の役に立つ従業員であり、
指示されたことだけしかしない従業員は、
会社の役に立たない。
と、いうことです。

でも、このレベルの従業員は、
まだ良い方だと思います。

実際は、
「言われたことすらしない従業員がいる。」
ということでお悩みの方のほうが多いのではないでしょうか?

言われたことすらしない従業員さんは、
単純に、上司や社長に、
反発している場合もあります。
このような従業員さんは論外。

ただ、
「言われたことをしない従業員」の中には、

上司や社長の指示に対して、

なぜ、これをしないといけないのか?
どうして、これが必要なのか?
が分からない。。。

だから、やろうと思っているけど動けない。。。
というケースも多いのです。


このような従業員さんには、

なぜ、この指示を出したか、
どうして、これをして欲しいか
を教えながら、指示をしなければ、
その従業員さんは動けません。

他人を変えるより、
自分を変えるほうが早いのです。

「言ったことをしてくれない従業員」がいる場合は、
指示の仕方を変えてみましょう。

そして、
「言われたこと以上のことをやってくれる従業員」
を理想の従業員として、
まずは、
「言われたことは、素直に実行してくれる従業員」
を目指しましょう。






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08年10月17日 | Category: 松田の考え
Posted by: roudoumondai
08年10月14日

社労士Xの献身

おはようございます。
松田です。

社会保険労務士制度、
制定40周年記念事業の一環として、
「年金セミナー」を開催しました。




10月4日(土曜日)
「年金とは何?」
講師 社会保険労務士 辻 孝男
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10月5日(日曜日)
「女性と年金」
講師 社会保険労務士 牧 明子



10月12日(日曜日)
「セカンドライフと年金」
講師 社会保険労務士 畑野 昌作



何とか、
無事に終了しました。

反省点は、いくつかありましたが、
これは、来年への課題としたいと思います。


ご参加いただいた方々。
ありがとうございました。
皆さまのお声を来年に活かします。


セミナー講師を快く引き受けてくださった、
辻さん、牧さん、畑野さん。
ありがとうございました。
あなたがたがいなければ、
企画自体、持ち上がらなかったと思います。


会場設営や司会、受付に、
協力していただいた方々。
ありがとうございました。
来年、どなたかが、
実行委員になったときは、
全面的に協力します。


当日朝まで、
心配していた、
実行委員のI先生、K先生、
ありがとうございました。
12月2日まで、がんばりましょう!


とにかく、
皆さま、
本当に、本当に、
ありがとうございました。






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08年10月14日 | Category: その他
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。



A社の従業員さんが、
会社を辞めたいと、
奥さんに相談しました。

たまたま、同じ時期に、
B社の従業員さんも、
会社を辞めたいと、
奥さんに相談しました。



A社の従業員さんは、

「あんな、いい会社は、めったにないよ。
辞めないほうがいいよ。」

と奥さんに言われました。



B社の従業員さんは、

「あんな会社、早く辞めなさい。」
と奥さんに言われました。



あなたの会社は、
どちらだと思いますか?







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08年10月09日 | Category: 松田の考え
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

今回で最終回です。

サービスをつけたA駐車場の作戦は
上手くいかなかったようです。

気が付いたときには、
もうA駐車場はありませんでした。

そもそも、
駐車場は、車を駐車できさえすれば、
それ以上のサービスを求める人
いないのかも知れません。

かなりのサービスの差をつけないことには、
高い駐車場を選ぶ人はいないと思います。


商品には、
ニーズ商品と
ウォンツ商品にわけることが出来ます。

ニーズ商品とは、
買わなければならないもの。

ウォンツ商品とは、
買いたいもの。

ニーズ商品は、
お客さんの、
「この商品が欲しい!」という欲求よりも、
「これを買わなければならない。」
という必要性で購買するので、
品質に特別差がなければ、
値段の安いほうを求めます。

駐車場は、まさにニーズ商品に入ります。
だから、
どうしても価格競争になってしまうのです。
(ガソリンスタンドなども同じでしょう。)


かくして、
A駐車場とBパーキングのお客さま獲得合戦は、
Bパーキングに軍配が上がりました。

ココまでお読みになって、
Bパーキングは、駐車料金が安いということ以外、
何の戦略も立ててないじゃないか???

とお思いになるかも知れませんね。

A駐車場がなくなってから、
Bパーキングに行ったとき、
すべての戦略が見えました。

そして、
感心しました。
商売の上手さに。。。

こんな看板が。。。











Bパーキングご利用の方へ。
料金変更のお知らせ
60分100円→40分100円。





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08年10月03日 | Category: その他
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

昨日の続きです。



A駐車場の作戦は、
プラスアルファのサービスを付けることです。

となりの駐車場よりも、
少し高いけどサービスはいいよ!
っていう作戦です。

で、何をしたかというと、
「当て逃げなし。」
という看板。

こっちの駐車場は、
管理人が見ているから、
当て逃げされる心配はないよ。


ということでしょう。

確かに、
プラスアルファのサービスを付けると、
・ライバルより高い値段で売ることが出来る。
・同じ値段でも、多く売ることが出来る。


例えば、
前者なら、音楽CDにDVDを付けて高い値段で売る。
後者なら、本にCDを付けて多く売る。

さらに、
A駐車場は、
管理人さんがいるから、
当たり前のこと、
いつもやっていることを、
あえてアピールすることで、
経費をかけずに、
サービスを付け足すことが出来ました。


でも、
この法則に当てはまらない商品があります。


続く。。。




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08年10月02日 | Category: その他
Posted by: roudoumondai
おはようございます。
松田です。

昨日の続きです。

管理人さんがいる昔ながらの駐車場を
「A駐車場」とします。

その横に出来たコインパーキングを
「Bパーキング」とします。


A駐車場もBパーキングも、
お客さまを獲得するために、
まずは、価格競争をします。

もともとから営業していた
A駐車場は、40分100円。

新規参入のBパーキングは、
既存価格を破壊します。

なんと、60分100円。

Bパーキングの入り口には、
「60分100円!」という大きな看板。
これには、
お客さんを集める上で、2つの効果がありました。

一つは、となりのA駐車場よりも安いということ。

もう一つは、A駐車場は、
40分100円という料金がわかりにくく(看板等がなく)、
入ってみないと料金がわからない。。。
というイメージがありました。

Bパーキングは、
明朗会計で安心してお客さんが入れました。

この2つの効果で、
お客さんは、Bパーキングを選びます。

価格競争になると、
A駐車場は苦しくなります。

簡単に値下げ出来ない。

なぜならば、
A駐車場は、管理人さんの人件費
が掛かるからです。

40分100円でも苦しいかも知れません。。。

そこで、Bパーキングに対抗すべく、
A駐車場のとった策は・・・

続く。。。




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08年10月01日 | Category: その他
Posted by: roudoumondai