07年11月06日
にせ石丸幹ニ、三次に出現の巻
広島市西区
ふちがみ労務管センター
渕上 美彦
ホームページ
http://www.no-tenki.jp
昨日私は、三次に劇団四季の
ユタと不思議な仲間たちを
観劇に行く。
昨日帰ったのは11時くらい
それで、昨日はブログを休みました。
エドという悪友と嫌がる母と
3人で行ったのだが、
道か゛解らず苦労した。
エドの馬鹿が人の言うことを
聴かないので、
変なところに入ったり
で大変だった。
座ったのは真中の下手側
の通路寄り前から3列目、
約1名だけ、歌っていたが、
さぞ、役者はやりにくかったと思う。
役者3名と握手、当然言葉を交わす。
1名はハイタツチ。
変なおじさんだと
思っただろう。
メイクしてなくても、
座敷わらし見たいな人だからね。
誰もにせ石丸幹ニの
存在に気づいていない。
それが、おかしいのなんの。
ふちがみ労務管センター
渕上 美彦
ホームページ
http://www.no-tenki.jp
昨日私は、三次に劇団四季の
ユタと不思議な仲間たちを
観劇に行く。
昨日帰ったのは11時くらい
それで、昨日はブログを休みました。
エドという悪友と嫌がる母と
3人で行ったのだが、
道か゛解らず苦労した。
エドの馬鹿が人の言うことを
聴かないので、
変なところに入ったり
で大変だった。
座ったのは真中の下手側
の通路寄り前から3列目、
約1名だけ、歌っていたが、
さぞ、役者はやりにくかったと思う。
役者3名と握手、当然言葉を交わす。
1名はハイタツチ。
変なおじさんだと
思っただろう。
メイクしてなくても、
座敷わらし見たいな人だからね。
誰もにせ石丸幹ニの
存在に気づいていない。
それが、おかしいのなんの。
07年11月06日
!(^o^)/゛ジョナサン・ミゼル氏に驚いた!
!(^o^)/゛ジョナサン・ミゼル氏に驚いた!
こんにちは。
RINです。
今日もあなたとここで出逢えたご縁に感謝です。
/////
つい最近ある経営者の方からこんな相談をいただきました。
「バックエンド商品(高額商品)を売るためにフロントエンド商品(低額商品)を用意・提供せよ」と言われています。
私の方針としては「適正利益を得られればよれで良い」との考えがあり、お客さまに高いものを売り付けるような気がしてバックエンド商品を提供すること自体はばかれれるのです。少しここいら辺の考え方や気持ちの整理をしたいのですが・・・。」と。
私の他の回答とともにお伝えした米国トップマーケター、ジョナサン・ミゼル氏のレポート解説を抜粋してお知らせいたします。実に鋭く分かりやすいです。よして役立ちます。
・・・以下抜粋部分・・・
顧客の望む理想的な結果が、アナタの究極のバックエンドである。
と言っても、一般に、フロントエンド商品等を購入したごく一部の人しか究極のバックエンドを購入しないでしょう。
ほとんどの人は、そこまで行かず、その次の段階あるいはさらにその次の段階で止まってしまうことでしょう。
最終的な結果を得たいと口で言っている人のほとんどが、実際にはそのことを望んではいないということが多いようです。
その理由には・・・
・ 最終的なゴールにたどり着くのを恐れている・・
・ 最終的なゴールにたどり着くために支払う予算がない
・ 実は、現在いる場所に満足しているので、最終的なゴールを夢見てはいるが、本当はそこに行こうと思っていない・
というものがあります。
ところで、もしもアナタが究極のバックエンドを見つけたとしたら、何を売りたいですか・・・・・?
お気づきではないかもしれませんが・・・・、
アナタが高額なバックエンド商品を販売してあげることは、実は、顧客が彼/彼女の最終的な結果を達成する手助けをすることになるんです。
したがって、アナタは“利益を生じさせるための一連のプロセス”を深く掘り下げていく方法を学び、何が顧客を”買う気”にさせるかについて学ぶ必要があります。
ここで、アナタがこれを深く掘り下げれば掘り下げるだけ、アナタが顧客に対して請求することができる金額は大きくなることでしょう。
“利益を生じさせるための一連のプロセス”というのは、彼らがいったい何を欲しがっているのか、また、なぜそれが彼らのとって重要なのか、について質問するプロセス、だと言うことができます。
・・・抜粋終わり・・・
カークさんが運営されている
「米国トップマーケター達の日本未公開の情報ブログ」
で見つけたものです。
”究極のバックエンド商品(サービス)を見つけて収入を飛躍的に伸ばす方法”レポート
http://blog.livedoor.jp/kirklander1/archives/50340939.html#comments
/////
ではでは。(**!)
(今日もあなたに善いご利益がありますように!)
●スカパー(衛星放送広告枠)
●自社で運営するオークションサイトシステム
AUCサイトパッケージ
07年11月06日
金持ち父さん
■「金持ち父さん」
私は、昭和24年7月生まれですから、満58才3ヶ月という年齢です。
サラリーマンなら、あと2年もしないうちに
「定年」という「激変」が来ます。
、
お蔭様で平成7年に独立していますので、定年の心配はないのですが、
それでもお客様あっての話です。
私も友人もシルバー時代を
「如何に生きるか?」
が課題なのですが、
年金も期待出来ない状況なので「不安」が一杯なのです。
共通する「不安」は、
・健康への不安
・金銭的な不安
・生活面への不安
などです。
「健康」は、10年先への投資という事なので、今更、慌てて何かをしても
どれほど効果があるとは思えないのです。
58才になり、年相応の衰えが出ていて、ゴルフなどでは、飛距離を求めて、
新しいドライバーを探し求めているのも事実です。
「ドライバー・マジック」と呼んでいるのですが、
ゴルフ道具の進歩は目覚しいものがあって、
ゴルフのクラブやボールに留まらず、靴や手袋、さらに、ウエアまで
ドンドン進化しています。
テクノロジーが体力の衰えをリカバリーしてくれるのですが、
それにはお金が必要になるのです。
「生活」は、経営コンサルタントという仕事をしていますので、
すでに、独立という「激変」を乗り越えているので、友人のように「定年」という
激変はありません。
とは言っても、お客様あっての仕事なので、
・自分の得意分野を大切にしながら
・陳腐化しないように最新を追いかけ
・しかも老害にならないように「聞く耳」を持ちながら
という事を心掛けています。
そして、もっと、積極的に若い人とお付き合いして、
自分のトヨタやIBMを通して得た経験を伝える機会を多くしたい
と思っています。
残る「不安」は、「金」なのです。
最近、この「金」に関して「まさか?」と思うようなことがあったので、
今回、「金持ち父さん」と題して書いています。
■1つ目の「まさか?」
1つ目の「まさか?」は、
先日、友人が来て「5800万円の収益マンションを買う」という話が
あった事です。
最初、「それは、うらやましい話だな!」と思って聞いていたのですが、
よく聞くと、
★元来は、1億円以上だったものが、ドンドン下がっって来た物件で
★しかも、その5800万円を銀行から調達して投資する
というのです。
「値下がりの激しい物件」
「全額借金」(それも25年返済)
ちょっと、おかしい?
と思うのです。
確かに、これから不透明な時代が続くので、
財産をポートフォリオ管理で分散させるのは賢明な話と思うのですが、
それは、今、持っている財産についての話と思うのです。
「幾つまで生きるの?」
と聞いたのです。
25年後と言えば、彼は、85歳になるのです。
その頃まで、生きているかも知れませんが、
★その収益マンションが、いつまでも、稼いでくれる保証もなければ、
★どんな人が入って来るかも知れないことや
★ドンドン下り坂の経済かも知れない
などと「不安」材料をアドバイスしたのです。
でも、彼は「5000万円くらいで交渉しよう」
と言っていました。
彼は、今でも「金持ち父さん」組と思うのですが、
「欲」というものの前には、「ほどほど」はないのですね
そんな人間の本質を垣間見たのです。
その後、このような話の先行事例となる友人に会いました。
彼は、サラリーマン時代の友人で、大阪市内の一等地に実家があって、
7年ほど前に、親から受け継いだ家を
借金して「収益マンション」に建て替えた人です。
彼は、在職中に
「マンションを建てる」
と夢一杯に輝いて話してくれました。
なにせ、一等地なので
「うらやましい!」
という一語に尽きるものでした。
そのマンションの上層階で生活しながら、1階で居酒屋をしている
という友人なのですが、
確かに、収益マンションを建てたという時は、顔は輝いていましたが、
徐々に、現実が迫って来ているのか、
「精気」が薄れて来ているのです。
先日、会った時は、
「金の臭い」がかすれて「貧乏」が漂った感じ
がしました。
彼も大部分が銀行からの借金であり、
家賃収入と居酒屋の収益で
返済しているのです。
一等地の「収益マンション」と言えども、計算通りではなく、
ドンドン周囲に大きなマンションが乱立して競争激化しているのです。
また、にわかに始めた居酒屋も、
最初は、職人さんを雇っていたのですが、
今や、家族経営になるほどに勢いが無くなっている
のです。
この友人は、元来、コツコツとしたタイプなので、
この環境下で、彼なりの生活をして行くと思うのですが、
「収益モデル」というリスクの上で成り立つ「幸せ」の危うさ
の一端を垣間見たように思うのです。
でも「収益マンション」に目が眩む方が多いのですね。
彼の7年の変化を見て、目を覚まして欲しいですね。
■2つ目の「まさか?」
次の話は、ホントに驚いたのです。
この方は、お客様の社員さんなのですが、ある日、
「栩野さん、資料を送ったので、よろしく頼みます」
という電話が来たのです。
数日して、郵便物が届いたのですが、
会社の封筒ではなく、個人で出している封筒なのです。
怪訝に思いながら、封を切ってみると
あるマルチ商品(今は、システム販売と呼ぶそうだが)の申込書
だったのです。
この方は、サラリーマンとしては立派な方なので、
私も尊敬していたのですが、
幾らなんでもマルチにハマり込むとは思わなかったのです。
私は、信条として「マルチ」を拒否しています。
何故なら、そんなに良い商品なら堂々と流通網に乗せれば良い
と思うからなのです。
「あやしい商品」だから「欲」に訴える売り方しかないのです。
私は、
「マルチに手を染めると友人をなくす」
と警告しています。
ところが、彼のように立派なサラリーマンすら
「マルチ」に手を染める時代
とビックリしているのです。
■「金持ち父さん」
ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん、貧乏父さん」という著書が、
2000年に発行されて、結構、売れたようです。
内容は、私の人生観とは全く正反対の方向で、
「金融」や「不動産」投資で利殖して労せず稼ぐ
というアメリカ人的な発想のものであります。
著者の子供時代に、友人のお父さんから現実を通して教えられたこと、
すなわち、
★自分の父は高学歴でハワイ州の公立大学の教授なのだが、
給料が増えても家賃の高い家に引っ越して、常に、貧乏しているが、
★友人のお父さんは、ストアを経営していて、人を雇いながら、
悠々としている
という事実の対比から始まっています。
そして、コツコツ働いて名誉ある地位についても
「利殖」がうまくなければ、
「貧乏父さん」のままであるとして、
自分は、その脱出法を考え出して「利殖」で成功した
という展開であります。
確かに、私にも「金持ち父さん」になって、
家族を裕福にしてやりたいという思いがありますが、
「利殖」で自分が裕福に生きたい
という点に合点が行かないのです。
ちょっと、私には、受け入れられない部分が多いのですが、
最近の風潮を見ていると「投機」や「利殖」が蔓延しているようで、
いろんな弊害が出て来ないかと危惧しています。
日本でも、村上さんやホリエモンから「円天」や??の宗教など、
「倫理観」の欠如で「金銭」に「人格」を失った事件が多くなっています。
村上さんが、TVで
「金を儲けてはいけないのですか?」
と言いながら投獄されたのは、象徴的に思うのです。
私は、まだ運の良い方の人間で、
・ゴルフ会員券は、値上がりの前、昭和61年1月に底値で購入し、
・自宅マンションは、昭和59年12月に底値近いところで購入した
という幸運な面がありました。
その後、どちらもドンドン値上がりして、
妻は「ゴルフの会員券を売ったら」と言いましたが、
私は「ゴルフが好きだから」と答えて、?千万円を稼ぎ損ねました。
自宅マンションも億に近いところまで跳ね上がりましたが、
実際に住んでいるので、さすがに妻も売ろうとは言いませんでした。
もし、売っていたら、これも?千万円の利益があったのでした。
■基本は「自己所有」
しかし、私の基本は「自分が使用する」なのです。
この辺が、「金持ち父さん」と大きく違うところなのです。
最近、竹中平蔵元大臣も「金融」で稼ぐという風な著書を出して
いるように、コツコツよりも「濡れ手で粟」という風潮なのです。
竹中さんの「金融」は、日本の立ち位置が「農業」から「工業」へシフト
したが、「サービス」から「金融」へというシフトがうまく行っていない
という危惧から出ているのだと思います。
しかし、トヨタ自動車を例に上げれば、製造業として収益が大きくて、
その収益が、無借金経営から生まれた「金融力」となって、
本業と連動して巨大になっているのが望ましいと思います。
この本業と連動した「金融力」ならば、賛同できるのですが、
「金融」という面だけならば、
「人格」を失う結果となるように思うのです。
確かに、「株価」も「地価」も「原油」や他の資源も
オイル・マネーなどに翻弄されているのですが、
これだけ、世界中の人々を苦しめると
何か大きな「因果応報」のバツが下るように思うのです。
■二宮尊徳的な倫理観
その反面、二宮尊徳の90話というような「謹厳実直」な生き方を説く
本も出て来ているのが面白いのですね。
私は、ネットで「二宮翁夜話」という無料ダウンロードできるものに出会い
ざっと、その内容を流し読みして見ました。
参照:http://homepage3.nifty.com/t-moro/ninomiyaouyowa1.htm
今までも佐賀藩の「葉隠れ」や三井や住友の家訓などを取り上げたり、
安岡正篤や中村天風、ちょっと怪しくなっていますが船井幸雄
などの教えを勉強して来ました。
船井さんも当初は
「素直プラス発想勉強好き」
「時流適応力相応一番主義」
「天地自然の理」
などと「腑に落ちる」内容の話が多かったのです。
すべてが古い倫理観が良いとは言いませんが、
「金の臭い」とか「おいしい話」とか
まず「金」ありきという生き方に疑問も持つのです。
鉄鋼王のカーネギーは、ナポレオン・ヒルに「成功の法則」を教えたのですが、
そして、ナポレオン・ヒルが20数年かけて、世界の成功者に共通するものとして、
1)まず、「夢」を数値的に大きく描け
2)それを実現するのに自分が差し出すものを一つ決めよ
3)その「一つ」を実践して「夢」実現でのシナリオを描き
4)その最初のステップからコツコツと実践する
5)その実践の中から賛同者を得て「テコの原理」で加速化する
という風な構図を証明したのです。
この1から5の順を無視して
「テコの原理」だけを取り上げたり、
「夢」だけを語って「詐欺師」の世界に入り込んだりする
人が多いのです。
私は、トヨタ自動車とIBMの考え方が素晴らしいと思い、
時々、お客様に自分の経験から学んだ事例をお話しています。
「金融」という面でも
トヨタ自動車のように無借金経営、かつ、本業で得るファイナンス
というのが本来であろうと思っています。
これは、1次、2次、3次の各産業に共通するものであると思っています。
余剰資金が「ドル」や「原油」などを操作して、
多くの人に迷惑をかけることで「利益」を生み出す
という今の「金融」の動きは、いずれ行き詰ると思っています。
また、個人のファイナンスにおいても
自己使用、かつ、無借金
という基準を崩したくないと思っています。
確かに、海外で安い為替のお蔭でリッチな暮らしを楽しんでいる
と言う報道が多くなっていますが、
昔、ハワイに行った時に、現地で暮らす日本人が
「最初は、ハワイの暮らしは楽しいですが、それも、3ヶ月ですよ!」
とおっしゃっていたのを思い出します。
二宮翁も「謹厳実直」を基本とされていますが、
決して、「夢」を持つな!
とは、言っていないのです。
京都のお寺でならった
「曇り時々晴れ」
の生活が一番なように思います。
私は、ゴルフが好きでメンバーでもありますが、
「月に1回程度で良い」
と思えば、「ドライバー・マジック」も消えて来ました。
■まとめ
・「金持ち父さん」になりたい
・しかし、「まさか?」と言われるような生き方はしたくない
・基本は「自己所有」
・トヨタ自動車のように無借金経営、かつ、本業で得るファイナンス
・二宮尊徳の倫理観
参照:http://homepage3.nifty.com/t-moro/ninomiyaouyowa1.htm
===================================
・発 行:有限会社エー・エム・アイ
・発行責任者:栩野 正喜
・所 在 地:〒545-0001
大阪市阿倍野区天王寺町北1-8-47-411
・連 絡 先:電話:06(6713)4161 Fax:06(6713)4162
・U R L:http://www.web-ami.com
・メ ー ル:info@web-ami.com
===================================
私は、昭和24年7月生まれですから、満58才3ヶ月という年齢です。
サラリーマンなら、あと2年もしないうちに
「定年」という「激変」が来ます。
、
お蔭様で平成7年に独立していますので、定年の心配はないのですが、
それでもお客様あっての話です。
私も友人もシルバー時代を
「如何に生きるか?」
が課題なのですが、
年金も期待出来ない状況なので「不安」が一杯なのです。
共通する「不安」は、
・健康への不安
・金銭的な不安
・生活面への不安
などです。
「健康」は、10年先への投資という事なので、今更、慌てて何かをしても
どれほど効果があるとは思えないのです。
58才になり、年相応の衰えが出ていて、ゴルフなどでは、飛距離を求めて、
新しいドライバーを探し求めているのも事実です。
「ドライバー・マジック」と呼んでいるのですが、
ゴルフ道具の進歩は目覚しいものがあって、
ゴルフのクラブやボールに留まらず、靴や手袋、さらに、ウエアまで
ドンドン進化しています。
テクノロジーが体力の衰えをリカバリーしてくれるのですが、
それにはお金が必要になるのです。
「生活」は、経営コンサルタントという仕事をしていますので、
すでに、独立という「激変」を乗り越えているので、友人のように「定年」という
激変はありません。
とは言っても、お客様あっての仕事なので、
・自分の得意分野を大切にしながら
・陳腐化しないように最新を追いかけ
・しかも老害にならないように「聞く耳」を持ちながら
という事を心掛けています。
そして、もっと、積極的に若い人とお付き合いして、
自分のトヨタやIBMを通して得た経験を伝える機会を多くしたい
と思っています。
残る「不安」は、「金」なのです。
最近、この「金」に関して「まさか?」と思うようなことがあったので、
今回、「金持ち父さん」と題して書いています。
■1つ目の「まさか?」
1つ目の「まさか?」は、
先日、友人が来て「5800万円の収益マンションを買う」という話が
あった事です。
最初、「それは、うらやましい話だな!」と思って聞いていたのですが、
よく聞くと、
★元来は、1億円以上だったものが、ドンドン下がっって来た物件で
★しかも、その5800万円を銀行から調達して投資する
というのです。
「値下がりの激しい物件」
「全額借金」(それも25年返済)
ちょっと、おかしい?
と思うのです。
確かに、これから不透明な時代が続くので、
財産をポートフォリオ管理で分散させるのは賢明な話と思うのですが、
それは、今、持っている財産についての話と思うのです。
「幾つまで生きるの?」
と聞いたのです。
25年後と言えば、彼は、85歳になるのです。
その頃まで、生きているかも知れませんが、
★その収益マンションが、いつまでも、稼いでくれる保証もなければ、
★どんな人が入って来るかも知れないことや
★ドンドン下り坂の経済かも知れない
などと「不安」材料をアドバイスしたのです。
でも、彼は「5000万円くらいで交渉しよう」
と言っていました。
彼は、今でも「金持ち父さん」組と思うのですが、
「欲」というものの前には、「ほどほど」はないのですね
そんな人間の本質を垣間見たのです。
その後、このような話の先行事例となる友人に会いました。
彼は、サラリーマン時代の友人で、大阪市内の一等地に実家があって、
7年ほど前に、親から受け継いだ家を
借金して「収益マンション」に建て替えた人です。
彼は、在職中に
「マンションを建てる」
と夢一杯に輝いて話してくれました。
なにせ、一等地なので
「うらやましい!」
という一語に尽きるものでした。
そのマンションの上層階で生活しながら、1階で居酒屋をしている
という友人なのですが、
確かに、収益マンションを建てたという時は、顔は輝いていましたが、
徐々に、現実が迫って来ているのか、
「精気」が薄れて来ているのです。
先日、会った時は、
「金の臭い」がかすれて「貧乏」が漂った感じ
がしました。
彼も大部分が銀行からの借金であり、
家賃収入と居酒屋の収益で
返済しているのです。
一等地の「収益マンション」と言えども、計算通りではなく、
ドンドン周囲に大きなマンションが乱立して競争激化しているのです。
また、にわかに始めた居酒屋も、
最初は、職人さんを雇っていたのですが、
今や、家族経営になるほどに勢いが無くなっている
のです。
この友人は、元来、コツコツとしたタイプなので、
この環境下で、彼なりの生活をして行くと思うのですが、
「収益モデル」というリスクの上で成り立つ「幸せ」の危うさ
の一端を垣間見たように思うのです。
でも「収益マンション」に目が眩む方が多いのですね。
彼の7年の変化を見て、目を覚まして欲しいですね。
■2つ目の「まさか?」
次の話は、ホントに驚いたのです。
この方は、お客様の社員さんなのですが、ある日、
「栩野さん、資料を送ったので、よろしく頼みます」
という電話が来たのです。
数日して、郵便物が届いたのですが、
会社の封筒ではなく、個人で出している封筒なのです。
怪訝に思いながら、封を切ってみると
あるマルチ商品(今は、システム販売と呼ぶそうだが)の申込書
だったのです。
この方は、サラリーマンとしては立派な方なので、
私も尊敬していたのですが、
幾らなんでもマルチにハマり込むとは思わなかったのです。
私は、信条として「マルチ」を拒否しています。
何故なら、そんなに良い商品なら堂々と流通網に乗せれば良い
と思うからなのです。
「あやしい商品」だから「欲」に訴える売り方しかないのです。
私は、
「マルチに手を染めると友人をなくす」
と警告しています。
ところが、彼のように立派なサラリーマンすら
「マルチ」に手を染める時代
とビックリしているのです。
■「金持ち父さん」
ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん、貧乏父さん」という著書が、
2000年に発行されて、結構、売れたようです。
内容は、私の人生観とは全く正反対の方向で、
「金融」や「不動産」投資で利殖して労せず稼ぐ
というアメリカ人的な発想のものであります。
著者の子供時代に、友人のお父さんから現実を通して教えられたこと、
すなわち、
★自分の父は高学歴でハワイ州の公立大学の教授なのだが、
給料が増えても家賃の高い家に引っ越して、常に、貧乏しているが、
★友人のお父さんは、ストアを経営していて、人を雇いながら、
悠々としている
という事実の対比から始まっています。
そして、コツコツ働いて名誉ある地位についても
「利殖」がうまくなければ、
「貧乏父さん」のままであるとして、
自分は、その脱出法を考え出して「利殖」で成功した
という展開であります。
確かに、私にも「金持ち父さん」になって、
家族を裕福にしてやりたいという思いがありますが、
「利殖」で自分が裕福に生きたい
という点に合点が行かないのです。
ちょっと、私には、受け入れられない部分が多いのですが、
最近の風潮を見ていると「投機」や「利殖」が蔓延しているようで、
いろんな弊害が出て来ないかと危惧しています。
日本でも、村上さんやホリエモンから「円天」や??の宗教など、
「倫理観」の欠如で「金銭」に「人格」を失った事件が多くなっています。
村上さんが、TVで
「金を儲けてはいけないのですか?」
と言いながら投獄されたのは、象徴的に思うのです。
私は、まだ運の良い方の人間で、
・ゴルフ会員券は、値上がりの前、昭和61年1月に底値で購入し、
・自宅マンションは、昭和59年12月に底値近いところで購入した
という幸運な面がありました。
その後、どちらもドンドン値上がりして、
妻は「ゴルフの会員券を売ったら」と言いましたが、
私は「ゴルフが好きだから」と答えて、?千万円を稼ぎ損ねました。
自宅マンションも億に近いところまで跳ね上がりましたが、
実際に住んでいるので、さすがに妻も売ろうとは言いませんでした。
もし、売っていたら、これも?千万円の利益があったのでした。
■基本は「自己所有」
しかし、私の基本は「自分が使用する」なのです。
この辺が、「金持ち父さん」と大きく違うところなのです。
最近、竹中平蔵元大臣も「金融」で稼ぐという風な著書を出して
いるように、コツコツよりも「濡れ手で粟」という風潮なのです。
竹中さんの「金融」は、日本の立ち位置が「農業」から「工業」へシフト
したが、「サービス」から「金融」へというシフトがうまく行っていない
という危惧から出ているのだと思います。
しかし、トヨタ自動車を例に上げれば、製造業として収益が大きくて、
その収益が、無借金経営から生まれた「金融力」となって、
本業と連動して巨大になっているのが望ましいと思います。
この本業と連動した「金融力」ならば、賛同できるのですが、
「金融」という面だけならば、
「人格」を失う結果となるように思うのです。
確かに、「株価」も「地価」も「原油」や他の資源も
オイル・マネーなどに翻弄されているのですが、
これだけ、世界中の人々を苦しめると
何か大きな「因果応報」のバツが下るように思うのです。
■二宮尊徳的な倫理観
その反面、二宮尊徳の90話というような「謹厳実直」な生き方を説く
本も出て来ているのが面白いのですね。
私は、ネットで「二宮翁夜話」という無料ダウンロードできるものに出会い
ざっと、その内容を流し読みして見ました。
参照:http://homepage3.nifty.com/t-moro/ninomiyaouyowa1.htm
今までも佐賀藩の「葉隠れ」や三井や住友の家訓などを取り上げたり、
安岡正篤や中村天風、ちょっと怪しくなっていますが船井幸雄
などの教えを勉強して来ました。
船井さんも当初は
「素直プラス発想勉強好き」
「時流適応力相応一番主義」
「天地自然の理」
などと「腑に落ちる」内容の話が多かったのです。
すべてが古い倫理観が良いとは言いませんが、
「金の臭い」とか「おいしい話」とか
まず「金」ありきという生き方に疑問も持つのです。
鉄鋼王のカーネギーは、ナポレオン・ヒルに「成功の法則」を教えたのですが、
そして、ナポレオン・ヒルが20数年かけて、世界の成功者に共通するものとして、
1)まず、「夢」を数値的に大きく描け
2)それを実現するのに自分が差し出すものを一つ決めよ
3)その「一つ」を実践して「夢」実現でのシナリオを描き
4)その最初のステップからコツコツと実践する
5)その実践の中から賛同者を得て「テコの原理」で加速化する
という風な構図を証明したのです。
この1から5の順を無視して
「テコの原理」だけを取り上げたり、
「夢」だけを語って「詐欺師」の世界に入り込んだりする
人が多いのです。
私は、トヨタ自動車とIBMの考え方が素晴らしいと思い、
時々、お客様に自分の経験から学んだ事例をお話しています。
「金融」という面でも
トヨタ自動車のように無借金経営、かつ、本業で得るファイナンス
というのが本来であろうと思っています。
これは、1次、2次、3次の各産業に共通するものであると思っています。
余剰資金が「ドル」や「原油」などを操作して、
多くの人に迷惑をかけることで「利益」を生み出す
という今の「金融」の動きは、いずれ行き詰ると思っています。
また、個人のファイナンスにおいても
自己使用、かつ、無借金
という基準を崩したくないと思っています。
確かに、海外で安い為替のお蔭でリッチな暮らしを楽しんでいる
と言う報道が多くなっていますが、
昔、ハワイに行った時に、現地で暮らす日本人が
「最初は、ハワイの暮らしは楽しいですが、それも、3ヶ月ですよ!」
とおっしゃっていたのを思い出します。
二宮翁も「謹厳実直」を基本とされていますが、
決して、「夢」を持つな!
とは、言っていないのです。
京都のお寺でならった
「曇り時々晴れ」
の生活が一番なように思います。
私は、ゴルフが好きでメンバーでもありますが、
「月に1回程度で良い」
と思えば、「ドライバー・マジック」も消えて来ました。
■まとめ
・「金持ち父さん」になりたい
・しかし、「まさか?」と言われるような生き方はしたくない
・基本は「自己所有」
・トヨタ自動車のように無借金経営、かつ、本業で得るファイナンス
・二宮尊徳の倫理観
参照:http://homepage3.nifty.com/t-moro/ninomiyaouyowa1.htm
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