商工会のお仕事で大月に行ってきました。

「ここら辺のうどんを食べたことがありますか?」

と聞かれたので昔の記憶をたどったら確か10年程前、地元の方ににやにやしながら連れて行かれてあごが疲れるほど硬い冷うどんを食べてびっくりしたことをお話したら 「じゃあ、あったかいほうを食べてください。」 と言われ、また困った目にあうのかなあと思いながらついて行ったのです。

「まずはここら辺で一番お客さんが来ている店に行きましょう。」と言われ
(え、何軒も行くの!?)と内心思いながら観念した石田でした。

お世辞にも素敵でも綺麗でもない店の外観の駐車場のその店はお客さんでいっぱいでした。高校生らしき若者から会社員風、ファミリーと多彩なお客さんがみんなうどんを美味しそうに食べています。

何も解らない私は言われるがままに目の前に届いた(届いたといってもこちらのメンバーが取りに言ってセットしてくれたんですが・・・どうも暗黙のセルフのようです・・だって店の人が運んでる場合もありましたから)うどんを恐る恐る口に運んだのでした。

ところがこれが以外にイケタンダナ!
それほど硬いというほどではなく噛み応えがあって粉の味が程よく感じられてイインジャナイという感じでした。もちろんスープも頑張ってますね。

ほどほどに感心しながら二件目の店に向かったのでした。それが[みっちゃんうどん]でした。

[みっちゃんうどん]も探していかないとホント解りにくい店で田舎の食堂という感じ(ただここらは全部の店がそんな感じなのでいいんじゃないでしょうか)で看板もかろうじて解る大きさでしかありません。知り合いも通り過ぎるというんですから困ったものです。

ところが一口食したら 「おぉ、一番と聞いたさっきの店より美味しいじゃありませんか。」 と思わず私口走っていました。

店主とお話ができたのですが具材の野菜はわざわざ週二回店を休んで手作りしているとのこと、粉は日本でも有数の高品質のものを4種類こだわってブレンドしているそうです。11時から14時ぐらいまでの営業でその後は仕込みの時間なので夜はやっていないとのこと。

頑張ってる飲食店はまだまだあるんですねえ。石田感心のひと時でした。