08年12月15日
土曜の夜は
土曜の夜は国士舘大学のホールで槇文彦講演会「グローバリゼーション
のなかで建築を考える」が開催されたので聴いて来ました。
槇文彦氏はモダニズム建築の正統派を貫いている建築家で、私が好きな
建築家の一人でも有り、聴くのを楽しみにしていたのですが、期待に違
わず貴重な話しの数々が有り充分に楽しめて良かった、良かった。
そんな訳で現場でしか聴く事が出来ない話の一部のご紹介。
その中の1つが名古屋大学の豊田講堂の話で、この大学は今年ノーベル
賞で話題になっていますが、その講堂はコンクリートの打ち放し(うち
はなし)で出来ているのですがその建物の増築改修工事で、このコンク
リートの打ち放しを残すため表面を3センチ削って5センチ打ち増した
事や、設計図をインドで、ル・コルビュジェに批評(講演ではクリティ
してもらったと話していた。)して貰い、随分と気に入って貰ったが柱
だけが気に入らなかったと言う事です。
因みにコンクリートうちはなし、と言う表現は私がこのブログの始めの
頃「仕上げのこと」で書いていますが、20年程前に槇文彦さんから聞
いたのがきっかけです。現在でも建築家の口から「うちっぱなし」と言
われるのは気になる表現では有ります。
のなかで建築を考える」が開催されたので聴いて来ました。
槇文彦氏はモダニズム建築の正統派を貫いている建築家で、私が好きな
建築家の一人でも有り、聴くのを楽しみにしていたのですが、期待に違
わず貴重な話しの数々が有り充分に楽しめて良かった、良かった。
そんな訳で現場でしか聴く事が出来ない話の一部のご紹介。
その中の1つが名古屋大学の豊田講堂の話で、この大学は今年ノーベル
賞で話題になっていますが、その講堂はコンクリートの打ち放し(うち
はなし)で出来ているのですがその建物の増築改修工事で、このコンク
リートの打ち放しを残すため表面を3センチ削って5センチ打ち増した
事や、設計図をインドで、ル・コルビュジェに批評(講演ではクリティ
してもらったと話していた。)して貰い、随分と気に入って貰ったが柱
だけが気に入らなかったと言う事です。
因みにコンクリートうちはなし、と言う表現は私がこのブログの始めの
頃「仕上げのこと」で書いていますが、20年程前に槇文彦さんから聞
いたのがきっかけです。現在でも建築家の口から「うちっぱなし」と言
われるのは気になる表現では有ります。