昨日の日経新聞のネット版NIKKEI NETの経済ニュースに不動産取引
額8割減08年10-12月と言う見出しがありました。

このような記事はネット版なのでリンクを張ってもリンク切れし
てしまうのが殆どなので、要約すると。上場企業などによる不動産
取引が低迷していて2008年10-12月の取引額が前年同期に比べて約
8割減少していて年間でも半減している。年明け後もこの傾向が続
き統計に表われない中小・零細企業の取引を含めた実績も、同様な
傾向が有るだろう、と言う内容です。

このようなニュースはタイムラグが付き物で実際には不動産取引は
昨年当初から落ち込んでいる事を実感していたので、私には当然と
思える記事内容です。そしてこの記事から住宅を建て様と考えて土
地を探している人にはチャンスだと言う事です。

これからもっと景気が悪くなるかもしれないという時に何を言って
いるのだ、と思われるかもしれませんが、このような時期だからこ
そ自分が望む土地を落ち着いて選ぶ事が出来るわけです。

このような時に、不動産の取引で、「早く決めないと次の人に決定
してしまいますよ。」と言われる心配は有りませんからね。
そして当然の事として、不動産の投資会社が不動産価格を上げて来
たので、その部分の需要が落ち込んだ分不動産価格が下がる事に繋
がると言えます。

そんな設計とは直接関係無い記事のようですが、不動産か価格が下
がると言う事は、それだけ建築費に予算が回せる訳で、住まうと言
う身体の皮膚の延長線にある住宅がより良い物になる訳なので、
不動産価格は結構設計に影響する訳です。