公園や自宅の庭などに休憩所として柱と屋根だけで出来ている建物
を東屋と言いますが、どうしてこのように言うのだろうと思った事
は有りませんか?

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そんな訳で、ちょっと調べてみると、室町時代の1547年頃に出来た
国語辞典「運歩色葉集」(うんぽいろはしゅう)にこの言葉が出て
いて”四方に壁の無い屋の総称”だそうです。

もう1つ他の意味では古代では寄棟造りの事を「あずまや」と言い
草屋根などの民家に多く見られ”あずまの田舎屋を暗示している事
が多い”そうでその「あずま」は辺鄙なところで、一説には都から
見て東のほうを言うとも有ります。何?そうすると現在の関東地方
(昔は坂東と言われた。)まぁ、都から見れば随分と辺鄙な場所で
ですね。

東屋にはもう1つの漢字で「四阿」とも書きますがこのお話は、又
明日と言う事で・・・。あっこの写真の「東屋」は個人のお宅の庭
の物です。こんな大きな東屋が有ってもオーバースケールにならな
い広い庭です。