世の中第45回衆議院議員選挙の事で溢れている毎日で、各党のマ
ニフェストを読み比べて「責任ある一票を」と言われていますが、
実際にはそれ程詳しく読んでいられないと言うのが実情では無いで
しょうか?それでも大筋の所は各報道で知る事が出来ますが、細か
い所になると実際に自分で見比べないと、と思っていた矢先に私達
の業界の専門誌的内容の雑誌「日経アーキテクチュア」に我々に関
係する内容のマニフェスト比較が出ていたので、ある種時間が省け
たと言う思いです。

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さてその内容ですが特に目に止まったのは建築基準法の抜本改正が
民主党の政策に掲げられてると言う点で、昭和25年に建築基準法
が制定され、時代に即してと言えるのかどうか判らないような改正
が今迄はされて来て、皆さんもご存知の今回の改正にもなって訳で
すが、法律そのものが継ぎ接ぎだらけと言う感じで、以前より法律
改正がされる前には識者から抜本的な改正でなければならないと言
われていても、実際にはその場凌ぎの法律になっていたのです。

今回の改正に於いても急場凌ぎで無い法律にすべきと言う意見は取
り入れられずに、改正に至った経緯が有ります。
そんな事なので建築基準法改正に目が止まった訳で、その政策によ
れば単体規定(建築基準法には単体規定と集団規定と言う内容が有
りますが、その事に付いては別の機会にお話します。)に特化した
法律にすると言う事なので改定されると法律がスッキリとした物に
なるのではと思わせるのでした。

因みに、自民党のマニフェストにはこのような政策の記述は無いと
言う記事でした。