07年09月07日
水琴窟
水琴窟は簡単に説明すると庭に甕を逆さまにして土の中に埋めて水が落
ちる音を楽しむ装置です。実際には色々なノウハウが有って言うほど簡
単ではないのですが、水琴窟が奏でる音はなんともいい音です。最近で
はその音を楽しもうと自分の庭に作る方も増えているようです。そんな
水琴窟を楽しんで貰おうと画像を撮りましたので紹介いたします。
音付きの画像が欲しい方はメールを頂ければお送り
しますよ。
mail mshima@shima-sekkei.com
ちる音を楽しむ装置です。実際には色々なノウハウが有って言うほど簡
単ではないのですが、水琴窟が奏でる音はなんともいい音です。最近で
はその音を楽しもうと自分の庭に作る方も増えているようです。そんな
水琴窟を楽しんで貰おうと画像を撮りましたので紹介いたします。
音付きの画像が欲しい方はメールを頂ければお送り
しますよ。
mail mshima@shima-sekkei.com
07年09月03日
サスティナビリティ
数年前から「サスティナビリティ」と言う事が盛んに言われています。
地球の限りある資源を効率よく循環させて持続可能な社会にして行く。
このような考えの元に建築に於いても色々な事が考えられています。
元々日本の建築は木と土と紙から造られていたのでサスティナビリティ
の先端を行っていたと思うのですが、西洋文明が入って来てから、物を
使い捨てにして循環を途絶えさせてしまったのが現在の状態です。今更
昔に戻ろうなどと時代錯誤の事は言いませんが、我々が遠い昔から長年
培ってきた事は体のどこかに残っていると思うので、その感覚を生かす
事が出来ればサスティナブルな建築が出来るのではないかと思っていま
す。
地球の限りある資源を効率よく循環させて持続可能な社会にして行く。
このような考えの元に建築に於いても色々な事が考えられています。
元々日本の建築は木と土と紙から造られていたのでサスティナビリティ
の先端を行っていたと思うのですが、西洋文明が入って来てから、物を
使い捨てにして循環を途絶えさせてしまったのが現在の状態です。今更
昔に戻ろうなどと時代錯誤の事は言いませんが、我々が遠い昔から長年
培ってきた事は体のどこかに残っていると思うので、その感覚を生かす
事が出来ればサスティナブルな建築が出来るのではないかと思っていま
す。
07年09月01日
防災の日
今日は「防災の日」で地震などの災害を想定した非難訓練が全国各地で
行われています。そして地震に対する供えは各個人が行って置く事は言
うまでも無い事ですが、家に対しての耐震性能の把握はまだまだなよう
です。
そこで、皆さんが住んでいる役所に耐震診断を行っているか?耐震補強
の補助金などの助成制度等があるのかを問い合わせをする事をお勧め致
します。私の事務所がある世田谷区では耐震診断は区が無料で行ってい
ます。そして耐震補強が必要と判断された場合には耐震補強工事金の助
成制度があります。他の自治体でもこのような制度を持っている所も有
りますのでお勧めするわけです。
もしそのような耐震診断を行う制度が無い場合でも自己診断が出来る物
がインターネットで配布されていますのでこれを利用すればご自分で診
断できますので一度診断して、安心して生活できるようにしたら如何で
しょう。
財団法人 日本建築防災協会 「誰でもできるわが家の耐震診断」
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/file/wagayare.pdf
行われています。そして地震に対する供えは各個人が行って置く事は言
うまでも無い事ですが、家に対しての耐震性能の把握はまだまだなよう
です。
そこで、皆さんが住んでいる役所に耐震診断を行っているか?耐震補強
の補助金などの助成制度等があるのかを問い合わせをする事をお勧め致
します。私の事務所がある世田谷区では耐震診断は区が無料で行ってい
ます。そして耐震補強が必要と判断された場合には耐震補強工事金の助
成制度があります。他の自治体でもこのような制度を持っている所も有
りますのでお勧めするわけです。
もしそのような耐震診断を行う制度が無い場合でも自己診断が出来る物
がインターネットで配布されていますのでこれを利用すればご自分で診
断できますので一度診断して、安心して生活できるようにしたら如何で
しょう。
財団法人 日本建築防災協会 「誰でもできるわが家の耐震診断」
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/file/wagayare.pdf
07年08月31日
応接室
以前の住宅には応接室あるいは客間と言うのが必ず有りましたが、現在
の家でこの部屋の要望は殆ど有りません。
生活様式も変わり家にお客様を招くとしても改まった部屋にお招きする
事が無くなった為なのかも知れませんが年に数回しか使わない部屋を作
るよりは家族が使う空間をより広くしたほうが現実的であると我々の先
輩建築家達が住宅雑誌などに寄稿して多くの人に知れた結果と言う事も
出来るでしょう。
しかし、来客がまったく無いという家は無いと思いますので、何らかの
形でお客様を迎えていると思います。迎える心を表す空間を考えて置く
事も家を考える時には必要な事だと思いますが、如何ですか?
の家でこの部屋の要望は殆ど有りません。
生活様式も変わり家にお客様を招くとしても改まった部屋にお招きする
事が無くなった為なのかも知れませんが年に数回しか使わない部屋を作
るよりは家族が使う空間をより広くしたほうが現実的であると我々の先
輩建築家達が住宅雑誌などに寄稿して多くの人に知れた結果と言う事も
出来るでしょう。
しかし、来客がまったく無いという家は無いと思いますので、何らかの
形でお客様を迎えていると思います。迎える心を表す空間を考えて置く
事も家を考える時には必要な事だと思いますが、如何ですか?
07年08月28日
小さな政府
昔、確認申請の建築面積の算出について役所と議論になった事が有った
のを思い出しました。
設計をする時はミリ単位で設計します。そうすると面積を計算すると
1/1000メートルまで計算されますが申請書類の記載は小数点
第3位を切り捨てて計算したのですがこれがダメだと言うのです。
第3位を切り上げて計算しなさいとの指導が出ました。その根拠は何で
すかと尋ねたら、内部規定です、との答えでしたのでこちらも簡単には
納得できません。そこで何故小数点以下第3位を切り捨てるかと言うと、
建築基準法関係に規定が無い為に不動産登記法施工令の第8条を準用し
ている事を主張しましたが明確な規定が無い為に処分権限者に従わなけ
ればなりません。
今、小さな政府とか地方に権限を委譲して独自性を持たせるなどと言わ
れていますが、変な独自性にならない事を願うばかりです。
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のを思い出しました。
設計をする時はミリ単位で設計します。そうすると面積を計算すると
1/1000メートルまで計算されますが申請書類の記載は小数点
第3位を切り捨てて計算したのですがこれがダメだと言うのです。
第3位を切り上げて計算しなさいとの指導が出ました。その根拠は何で
すかと尋ねたら、内部規定です、との答えでしたのでこちらも簡単には
納得できません。そこで何故小数点以下第3位を切り捨てるかと言うと、
建築基準法関係に規定が無い為に不動産登記法施工令の第8条を準用し
ている事を主張しましたが明確な規定が無い為に処分権限者に従わなけ
ればなりません。
今、小さな政府とか地方に権限を委譲して独自性を持たせるなどと言わ
れていますが、変な独自性にならない事を願うばかりです。