09年07月14日
内側の防犯
家の防犯対策として、窓の外側に格子を設ける方法は一般的ですが
引違の窓の場合は良いですが開くタイプの窓ですと格子が邪魔にな
るので取り付ける事はあまりしません。
その場合、防犯に敏感な人は何がしかの防犯対策を取りたいと言う
要望が出ますので、その敷地状況や生活サイクル等を考慮した提案
をしていますが、写真はその中の一例で、室内側に格子を設けたと
言う物。
この様な方法で外観スッキリ中はシッカリとなったのでした。
しかし、この方法は汎用性は無く不都合な所を理解してから付けな
いといけません。この窓の場合網戸の取り付けや壁の厚さ等が問題
となって来るので注意が必要です。
引違の窓の場合は良いですが開くタイプの窓ですと格子が邪魔にな
るので取り付ける事はあまりしません。
その場合、防犯に敏感な人は何がしかの防犯対策を取りたいと言う
要望が出ますので、その敷地状況や生活サイクル等を考慮した提案
をしていますが、写真はその中の一例で、室内側に格子を設けたと
言う物。
この様な方法で外観スッキリ中はシッカリとなったのでした。
しかし、この方法は汎用性は無く不都合な所を理解してから付けな
いといけません。この窓の場合網戸の取り付けや壁の厚さ等が問題
となって来るので注意が必要です。
09年07月13日
LEDと景気
照明器具の光源は昔は白熱電球でしたが、現在は省エネの事も
手伝って蛍光灯が主流になりつつありますが、これからはLED
(Light Emitting Diode)照明だと言われています。
このLED(発光ダイオード)の事は青色LEDの特許の所有権を
巡っての裁判でご存知の方も多いと思いますが。このLEDを用い
た照明器具が発売されたいますが、ネックになっているのは値段が
高いこと。照明計画で提案したいのは山々なのですが全体予算を考
えると二の足を踏んでしまうと言う状態です。
エネルギーコストを比較をすると100Wの白熱灯は現在では消費
電力も抑えられて大体90W程度で定格寿命が1000時間。
その明るさに相当するインバータ蛍光灯の消費電力が22Wで定格
寿命が6000時間。LEDだと消費電力が17.5Wで寿命が
40000時間。
LEDの寿命は原理的には半永久ですがダイオードを封印している
樹脂の劣化によって明るさが70%に落ちるまでの時間を言ってい
ます。数字を比較すると明らかに省エネであり寿命が長い為に廃棄
物となるサイクルが長いための環境に易しい製品と言う事が判りま
す。
景気浮揚策なのか省エネ推進なのかハッキリしないエコポイント制
度で、地球温暖化対策でCO2排出量が産業界でこれ以上絞る事は
困難で各家庭での排出量の削減が目されている事を考えると、照明
器具はどの家庭にも有るもので新たに買う事ばかりでは無くて買い
替えの出来る製品なので、このLED照明に補助金を出せば省エネ
推進は進み結果として景気浮揚の一助となる様に思うのですが・・・。
手伝って蛍光灯が主流になりつつありますが、これからはLED
(Light Emitting Diode)照明だと言われています。
このLED(発光ダイオード)の事は青色LEDの特許の所有権を
巡っての裁判でご存知の方も多いと思いますが。このLEDを用い
た照明器具が発売されたいますが、ネックになっているのは値段が
高いこと。照明計画で提案したいのは山々なのですが全体予算を考
えると二の足を踏んでしまうと言う状態です。
エネルギーコストを比較をすると100Wの白熱灯は現在では消費
電力も抑えられて大体90W程度で定格寿命が1000時間。
その明るさに相当するインバータ蛍光灯の消費電力が22Wで定格
寿命が6000時間。LEDだと消費電力が17.5Wで寿命が
40000時間。
LEDの寿命は原理的には半永久ですがダイオードを封印している
樹脂の劣化によって明るさが70%に落ちるまでの時間を言ってい
ます。数字を比較すると明らかに省エネであり寿命が長い為に廃棄
物となるサイクルが長いための環境に易しい製品と言う事が判りま
す。
景気浮揚策なのか省エネ推進なのかハッキリしないエコポイント制
度で、地球温暖化対策でCO2排出量が産業界でこれ以上絞る事は
困難で各家庭での排出量の削減が目されている事を考えると、照明
器具はどの家庭にも有るもので新たに買う事ばかりでは無くて買い
替えの出来る製品なので、このLED照明に補助金を出せば省エネ
推進は進み結果として景気浮揚の一助となる様に思うのですが・・・。
09年07月11日
KJ法の思い出
昨日の新聞記事に川喜田二郎氏の
訃報が載っていました。
氏はKJ法の開発者としてよく知
られた人ですが、私としては
「街づくりことばとかたち研究会」
でこのKJ法を応用をした「カル
タ」というツールを作った時きに
知ったので、感慨深いものが有り
ます。
研究会では専門家と非専門家のコミュニケーションツールとして
アレグザンダーのパタン・ランゲージや発想法のためのKJ法など
を応用した「空間カルタ」「ことばカルタ」と言う物を考えて、そ
の研究過程を建築学会などにも発表した事が有りました。
又、以前、建築主の家がこの川喜田氏の家の近くで、その家に伺う
時に川喜田氏の家が有るのを発見して、何の事は有りませんが、
ちょっと喜ばしい気持になった。なんてことも有りました。その
川喜田氏が亡くなられたと知って、思い出が湧いてきたと言う事で
す。故人のご冥福をお祈りいたします。合掌
訃報が載っていました。
氏はKJ法の開発者としてよく知
られた人ですが、私としては
「街づくりことばとかたち研究会」
でこのKJ法を応用をした「カル
タ」というツールを作った時きに
知ったので、感慨深いものが有り
ます。
研究会では専門家と非専門家のコミュニケーションツールとして
アレグザンダーのパタン・ランゲージや発想法のためのKJ法など
を応用した「空間カルタ」「ことばカルタ」と言う物を考えて、そ
の研究過程を建築学会などにも発表した事が有りました。
又、以前、建築主の家がこの川喜田氏の家の近くで、その家に伺う
時に川喜田氏の家が有るのを発見して、何の事は有りませんが、
ちょっと喜ばしい気持になった。なんてことも有りました。その
川喜田氏が亡くなられたと知って、思い出が湧いてきたと言う事で
す。故人のご冥福をお祈りいたします。合掌
09年07月10日
今すぐ出来るエコ住宅
住宅で快適に過ごす為には室内気候の安定が欠かせないです。
その為に近代は人工エネルギーの消費によって快適さを確保してき
た時代とも言えます。
しかし、これからの時代はその様な事は言っていられない時代で、
人工エネルギーをいかに抑制し自然エネルギーをいかに利用して快
適さを作り出して行くのかが課題で、省エネの電化製品が色々と出
てきていますが、それらだけで全体の効果をあげる事は難しく、家
全体を考える必要が有ります。
家全体の省エネ効果を上げるのは、やはり断熱性能を上げるのが
一番ですが、断熱は気密と換気が密接に関係しています。以前から
断熱材単体では性能はあるのですから、実際に取り付けられて性能
が確保できないと言う事は、これは施工の問題としか言い様が有り
ません。
と言う事は、現場がしっかりやれば性能確保ができるという事で、
ここで施工が悪い、施工者の意識が低いなどと言うのは簡単ですが
翻って考えてみれば監理がしっかりしていない事になるわけです。
こちらとしては以前から意識を持って監理をやってきているだけに
世の中の現状を知ると、他は、なにやってんねん!それで監理報酬
貰ってるの? と、言ってみたくもなりますね。
その為に近代は人工エネルギーの消費によって快適さを確保してき
た時代とも言えます。
しかし、これからの時代はその様な事は言っていられない時代で、
人工エネルギーをいかに抑制し自然エネルギーをいかに利用して快
適さを作り出して行くのかが課題で、省エネの電化製品が色々と出
てきていますが、それらだけで全体の効果をあげる事は難しく、家
全体を考える必要が有ります。
家全体の省エネ効果を上げるのは、やはり断熱性能を上げるのが
一番ですが、断熱は気密と換気が密接に関係しています。以前から
断熱材単体では性能はあるのですから、実際に取り付けられて性能
が確保できないと言う事は、これは施工の問題としか言い様が有り
ません。
と言う事は、現場がしっかりやれば性能確保ができるという事で、
ここで施工が悪い、施工者の意識が低いなどと言うのは簡単ですが
翻って考えてみれば監理がしっかりしていない事になるわけです。
こちらとしては以前から意識を持って監理をやってきているだけに
世の中の現状を知ると、他は、なにやってんねん!それで監理報酬
貰ってるの? と、言ってみたくもなりますね。
09年07月09日
もうすぐお盆
ここ東京とその周辺では来週はお盆なのでそろそろお迎えの準備を
しなくてはいけない時期になりましたが、日本全国では8月のお盆
が主流ですね。
それでは7月のお盆のほうが新しいのかと思うと必ずしもそのよう
では無いようです。この行事の始まりが昔ですから、その時の暦は
当然旧暦の時代で7月15日の前後の期間を言っていたと有ります。
明治になって新暦が採用されてからお盆の日が色々になったようで
旧暦の7月15日で行う地方、新暦の8月15日で行う地方新暦の
7月15日で行う地方などのようです。
因みに今年の旧暦の7月15日は新暦では9月3日なので随分と感
じが変ってしまいます。
建築の世界では昔から職人は盆と暮れは休みと決まっていて、今で
はこの時期では8月15日辺りから1週間程現場が休みになる事が
殆どなので、工事日程を考える時にはその分を見込んで置くのが常
識となっています。
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しなくてはいけない時期になりましたが、日本全国では8月のお盆
が主流ですね。
それでは7月のお盆のほうが新しいのかと思うと必ずしもそのよう
では無いようです。この行事の始まりが昔ですから、その時の暦は
当然旧暦の時代で7月15日の前後の期間を言っていたと有ります。
明治になって新暦が採用されてからお盆の日が色々になったようで
旧暦の7月15日で行う地方、新暦の8月15日で行う地方新暦の
7月15日で行う地方などのようです。
因みに今年の旧暦の7月15日は新暦では9月3日なので随分と感
じが変ってしまいます。
建築の世界では昔から職人は盆と暮れは休みと決まっていて、今で
はこの時期では8月15日辺りから1週間程現場が休みになる事が
殆どなので、工事日程を考える時にはその分を見込んで置くのが常
識となっています。