昨日、石山修武研究室から待望の郵便物が届いた。それは絶版書房
「アニミズム周辺紀行2 空跳ぶ三輪車−アポロ13号」という本
です。

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絶版書房とは良く付けたもので増刷はしないぞと言う意志の表われ
で、1号が203部、2号が220部だそうで、1冊1冊に石山氏
の手描きのドローイングが有り、手にした人は自分だけの一冊と言
う感じです。

この本は発売開始から絶版を目指している自費出版の本で、第1号
は、めでたく絶版となり、続いて第2号が発送され始めたと、
知らせが有り、心待ちにしていたので、ちょっと嬉しい郵便物です。

石山修武といえば、昔「秋葉原感覚で住宅を考える」と言う本を
出版した頃はアメリカから2x4材を1軒分コンテナで輸送して建築
のローコスト化を唱えていたと思いますが、その後「幻庵」に見る
コルゲート管を使った住宅を発表して「世田谷村」になって来てい
て、作風は毛綱 毅曠(もずな きこう)や六角 鬼丈に通底する
物を感じていて私には無い感性で有る為、このアミニズム周辺紀行
には刺激を受けているので、今後の展開が楽しみです。