09年01月15日
ヒルズ
以前に表参道ヒルズの事を書いたときにこの名前を森ビルが銘々し
たと思って書いたのですが、何かの雑誌だったか、講演会だったの
か忘れてしまいましたが、銘々の経緯だけ覚えていたので、ここに
書いて置きます。
表参道ヒルズの名前を付ける時に、ここのプロジェクトは多くの地
権者が居る訳で、その地権者の人達の多数決で決められたと言う事
でした。
まぁ、どうと言う事は有りませんがそんな事を思い出したので亡備
緑的な内容です。
たと思って書いたのですが、何かの雑誌だったか、講演会だったの
か忘れてしまいましたが、銘々の経緯だけ覚えていたので、ここに
書いて置きます。
表参道ヒルズの名前を付ける時に、ここのプロジェクトは多くの地
権者が居る訳で、その地権者の人達の多数決で決められたと言う事
でした。
まぁ、どうと言う事は有りませんがそんな事を思い出したので亡備
緑的な内容です。
09年01月14日
影
一昨年の2月1日のブログで書いたプロジェクトが有りましたが
実を言うとあのプロジェクトは実施のコンペだったのですが、惜し
くも落選となってしまったのでした。
そのプロジェクトの敷地の近くに行く事が有り、さて、あの物件は
完成したのだろうかと思いながら寄り道をしたのですが、なんと敷
地入り口は塞がれていて、近隣に工程を知らせる看板には何やら張
り紙が・・・
この工事を請け負っている施行会社の民事再生法申請をした事の告
示書でした。あらら、外から見ると躯体工事がもう終ろうとしてい
る感じで工事がストップのようです。
この工事会社はマンション建設が多かったと言われていて、今回の
サブプライムローンを端に発した一連の事と関係有りそうですが
その前に耐震偽装問題で建築基準法が改正された後の確認業務停滞
による着工の落ち込みが大きく影響した上での今回の問題という悪
影響の連続がこのような事態に追い込まれたのでは無いかと推測し
ます。
何よりも中小建設業者に影響が出ているのが現実として感じられ、
他人事とは言えない状況になっているので、今年は気を付けて工事
業者の選定を行わなければ成らないと気を引き締めた所です。
実を言うとあのプロジェクトは実施のコンペだったのですが、惜し
くも落選となってしまったのでした。
そのプロジェクトの敷地の近くに行く事が有り、さて、あの物件は
完成したのだろうかと思いながら寄り道をしたのですが、なんと敷
地入り口は塞がれていて、近隣に工程を知らせる看板には何やら張
り紙が・・・
この工事を請け負っている施行会社の民事再生法申請をした事の告
示書でした。あらら、外から見ると躯体工事がもう終ろうとしてい
る感じで工事がストップのようです。
この工事会社はマンション建設が多かったと言われていて、今回の
サブプライムローンを端に発した一連の事と関係有りそうですが
その前に耐震偽装問題で建築基準法が改正された後の確認業務停滞
による着工の落ち込みが大きく影響した上での今回の問題という悪
影響の連続がこのような事態に追い込まれたのでは無いかと推測し
ます。
何よりも中小建設業者に影響が出ているのが現実として感じられ、
他人事とは言えない状況になっているので、今年は気を付けて工事
業者の選定を行わなければ成らないと気を引き締めた所です。
このブログ「世田谷で住宅の設計をする事務所のブログ」は「住宅設計の休憩室」のミラーブログです
その為に以前の記事のリンク先は本店の「住宅設計の休憩室」になっている事をご了承下さい。
09年01月13日
樹脂サッシ
昨日は新年早々、建築界で又、嫌なニュースが有りました。
皆さんもTVのニュースなどでご存知かと思いますが、サッシ会社
が防火戸の認定を不正に取得したという話がです。
詳しくは国土交通省が「防火設備(樹脂製窓)の性能試験における
不正受験等について」を報道発表しています。
今回問題になったサッシは枠が全部樹脂で作られた製品でアルミと
合成された製品とは違うようで、私が今まで設計した建物には使わ
れていないのでちょっと安心しましたが、
今回問題になったのは、ビルや住宅に使われている製品で建築基準
法上は建物が建っている地域に拠って建物の防火性能が求められ、
建物が耐火建築物や準耐火建築物にしなければ成らない場合その開
口部(窓など)は遮炎性能を確保していなければならず、
その遮炎性能の検査を不正に受けて大臣認定を取得して販売したと
言うのがその内容です。
今回発表された会社は(株)エクセルシャノン、三協立山アルミ(株)、
新日軽(株)、(株)PSJ、H.R.D. SINGAPORE PTE LTD の五社
ですが(株)PSJはエクセルシャノンと新日軽、立山アルミ、三協アルミ
(以前は立山アルミと三協アルミは別会社だった。)4社の共同出
資で作られた樹脂サッシのメーカーでここで作られたサッシが
各サッシメーカーのブランドで売られている物です。ですから最初
の4社は同じ内容の物と言えますが、
もう1社は知らない会社でどのような製品が出ているのか知らな
かったのでインターネットで調べるとあるパワービルダーとの関係
を伺わせる物が有りました。これであればそのパワービルダーで施
工された建物でなければ問題は無い様です。
このフィリピンの会社は別の気になることが有りましたがそれは今
回とは関係ないので別の機会が有りましたらお話ししましょう。
いずれにしてもこのようなニュースは建築界全体が疑われる事に成
るわけで、グローバル化に名を借りた経済優先の経営を改めてもら
いたいと感ずるニュースでした。
皆さんもTVのニュースなどでご存知かと思いますが、サッシ会社
が防火戸の認定を不正に取得したという話がです。
詳しくは国土交通省が「防火設備(樹脂製窓)の性能試験における
不正受験等について」を報道発表しています。
今回問題になったサッシは枠が全部樹脂で作られた製品でアルミと
合成された製品とは違うようで、私が今まで設計した建物には使わ
れていないのでちょっと安心しましたが、
今回問題になったのは、ビルや住宅に使われている製品で建築基準
法上は建物が建っている地域に拠って建物の防火性能が求められ、
建物が耐火建築物や準耐火建築物にしなければ成らない場合その開
口部(窓など)は遮炎性能を確保していなければならず、
その遮炎性能の検査を不正に受けて大臣認定を取得して販売したと
言うのがその内容です。
今回発表された会社は(株)エクセルシャノン、三協立山アルミ(株)、
新日軽(株)、(株)PSJ、H.R.D. SINGAPORE PTE LTD の五社
ですが(株)PSJはエクセルシャノンと新日軽、立山アルミ、三協アルミ
(以前は立山アルミと三協アルミは別会社だった。)4社の共同出
資で作られた樹脂サッシのメーカーでここで作られたサッシが
各サッシメーカーのブランドで売られている物です。ですから最初
の4社は同じ内容の物と言えますが、
もう1社は知らない会社でどのような製品が出ているのか知らな
かったのでインターネットで調べるとあるパワービルダーとの関係
を伺わせる物が有りました。これであればそのパワービルダーで施
工された建物でなければ問題は無い様です。
このフィリピンの会社は別の気になることが有りましたがそれは今
回とは関係ないので別の機会が有りましたらお話ししましょう。
いずれにしてもこのようなニュースは建築界全体が疑われる事に成
るわけで、グローバル化に名を借りた経済優先の経営を改めてもら
いたいと感ずるニュースでした。
09年01月09日
水溜り
今朝の世田谷は雨が降っていて寒さが一段と身に凍みますが、それ
でも昨夜の天気予報では雪になるかも? と、言う事でしたので、
雪よりは楽な通勤です。
そんな雨の通勤中に水溜りを見て思い出した事が有りました。以前
住宅設計の打合せをしている時に、その敷地が道路より少し高いた
めにコンクリートで土留めをする仕様なのですが、その敷地に降る
雨水は何処に流れるのか?
当然に土中に浸透して行くと言う事ですが、その話が中々理解され
なくて、理解されるまで半日以上は掛かったなぁ・・・
最近の道路は浸透性が有る道路にして土中に浸透させて水の一時的
に集中する事を避けるようにも成り、住宅では雨水の敷地内への浸
透排水が奨励されている現在ですが、今までのインフラの有り方が
変な誤解をされる要因なのかと思わせる話の内容でした。
そんな事を思い出させた朝の通勤道でした。
でも昨夜の天気予報では雪になるかも? と、言う事でしたので、
雪よりは楽な通勤です。
そんな雨の通勤中に水溜りを見て思い出した事が有りました。以前
住宅設計の打合せをしている時に、その敷地が道路より少し高いた
めにコンクリートで土留めをする仕様なのですが、その敷地に降る
雨水は何処に流れるのか?
当然に土中に浸透して行くと言う事ですが、その話が中々理解され
なくて、理解されるまで半日以上は掛かったなぁ・・・
最近の道路は浸透性が有る道路にして土中に浸透させて水の一時的
に集中する事を避けるようにも成り、住宅では雨水の敷地内への浸
透排水が奨励されている現在ですが、今までのインフラの有り方が
変な誤解をされる要因なのかと思わせる話の内容でした。
そんな事を思い出させた朝の通勤道でした。
08年11月15日
住宅消費税
今月号(11月号)の「新建築」に東京都立大学名誉教授の桐敷真次郎
教授の住宅消費税というエッセイを読んでいて思い出した事が有りまし
た。
エッセイでは諸外国の消費税が上げられ、生活に掛かる食料と住宅につ
いての消費税が日本のように一律な税率でない事が書かれていて、私は
実際に調べた訳では無いのでこの記事を鵜呑みにしての話ですが、
兎にも角にも現在の政治状況で行けば消費税が増税されて住宅も同じ率
になる気配なので大変である事は目に見えている訳です。
最近TVで政治家の口から物品税の話がちらほら出ていて、このエッセ
イと絡んで思い出した事は、消費税が導入される以前にはこの物品税が
高額商品に科せられていた時に、風呂のお湯を沸かす給湯器の号数で分
けられていました。
13号は無税16号は物品税が掛かるという物でした。消費税か?物品
税か?いずれにしても住宅に掛かる税の今後が気になる所だと、昔の事
を思い出しながら読んだエッセイでした。
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教授の住宅消費税というエッセイを読んでいて思い出した事が有りまし
た。
エッセイでは諸外国の消費税が上げられ、生活に掛かる食料と住宅につ
いての消費税が日本のように一律な税率でない事が書かれていて、私は
実際に調べた訳では無いのでこの記事を鵜呑みにしての話ですが、
兎にも角にも現在の政治状況で行けば消費税が増税されて住宅も同じ率
になる気配なので大変である事は目に見えている訳です。
最近TVで政治家の口から物品税の話がちらほら出ていて、このエッセ
イと絡んで思い出した事は、消費税が導入される以前にはこの物品税が
高額商品に科せられていた時に、風呂のお湯を沸かす給湯器の号数で分
けられていました。
13号は無税16号は物品税が掛かるという物でした。消費税か?物品
税か?いずれにしても住宅に掛かる税の今後が気になる所だと、昔の事
を思い出しながら読んだエッセイでした。