昨年の5月から始まった鈴木博之教授退職記念連続講義「近代建築
論」も昨夜で最終講義で何とか時間のやりくりを付けて聴きに行き
ました。

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昨夜は早稲田大学教授の石山修武でしたので、定時前に着いたので
すが会場に入りきれない程の人で流石だなぁ、と思ったのです。
講義の内容はと言えば、講義名の”「近代とは何か」総まとめ”と
いう内容とはずらして鈴木博之作家論が展開され、鈴木教授の業績
を保存、様式、地霊、装飾と分類し、その多面性を持ちながら実は
同一性を持っているという結論に結んで行った講義内容は内容が濃
い物で、鈴木教授に「立派」と言うのはのような時に使う言葉では
ないかと、言わせる物でした。

この一連の講義の内容に付いては3月頃に本が出版されるそうなの
で楽しみの1つでは有ります。