エネルギーの話の第3回目は電気について

現代社会では電気は不可欠な物であり、住宅で循環型エネルギーを
利用して電気をどのようにコントロールできるかが課題です。現在
住宅で発電をする方法として太陽エネルギーを使った太陽光発電や
風を利用した風力発電、水素を利用した発電などが実用化されてい
ます。

何れの方法でも電気は消費されるばかりなので発電量が消費量を上
回った時に買電と言う方法を取っていますが、電気を貯めると言う
方法ではレドックス電池、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ナトリ
ウム硫黄電池などが実用化レベルですがナトリウム硫黄電池は住宅
用としては利用が難しいです。

ちょっと聞いて誤解を受けやすい物に燃料電池という名称が有りま
す。この電池は水素やバイオエタノールなどを燃料として酸素との
化学反応によって電気を取り出すと言う物なので蓄電出来る物では
有りません。

昼間太陽光発電で発電された電気を蓄電して、曇りの時や夜などに
蓄電された電気を使用できれば個人住宅内で電気の循環サイクルが
可能だと思うのですが現在は未だそのサイクルシステムを作ろうと
すると設備投資が大きすぎます。