税理士が税金の話を専門用語で説明することは容易でありますが、相手の理解いただける表現で説明することは、頭の切り替えが必要であります。特に将来の納税者になる子供達には、責任の重さを感じます。国税庁ではホームページに「税の学習コーナー」を設けて、専門用語にはふりがな・解説、税の仕組みは分かり易い表現・イラスト・グラフを用いております。一度ご覧になりお役立て頂ければ幸いであります。http://www.nta.go.jp/category/gakusyu/kyousitu.htm


(税金は給料から差し引かれるからよく分からない・・・)

 以前に社会福祉関係の集まりで「身の回りの税金」との演題で講師を引きうけました。出席された皆さんは企業・団体の職員さんで給与から差し引かれている税金に関心がなく「お上が決めた」位しか意識がありませんでした。表現には気をつけましたが、「税の学習コーナー」を知っていれば、もっと役に立つ話になったのかな!と反省しております。


(専門用語は伝わらない・・・)

 専門用語は同業者などの相手が理解している場面では、話の要点が明確になります。しかしなら逆の場面では、余り調子に乗りすぎると相手の目が虚ろになっていることに気づくことがあります。平易な言葉で説明することは一層の研鑽が必要と自戒しております。


星野会計事務所のホームページは・・・http://www.tkcnf.com/hoshino/