158年の歴史を持つアメリカで第4位の証券会社「リーマンブラザーズ」が幕を閉じました。
アメリカは「公的資金による安易な救済は行わないという政治的意思」サブプライムローン問題などの影響で経営破たん淘汰を加速させて早期の金融危機克服を目指す姿勢のようです。
もす10年前でしょうか、4大証券である、山一証券の社長が涙を流して記者会見した姿が思い出されます。
しかし今回の破たんは、アメリカらしさを感じました。日本バブルであったように、日銀の無担保特別融資を行った後、金融機関の破綻処理や資本増強に公的資金投入を本格化させ(大き過ぎてつぶせない)路線に突き進んだ日本とは異なって一気に処理するという展開。
早く落ち着いて不安な世界経済をなくして欲しいですね。