社会保険労務士の試験科目に「共済年金」がなく、共済年金をわかる人が少ない。多分、私は最も共済年金を知るFPだと自負しています。
年金の歴史を見ると、年金の始まりは明治9年に創設された共済年金(軍人恩給)その後昭和17年に今の厚生年金が始まりました。昭和17年というと、そうです戦争真っ只中。戦争で国費が無くなり、お金を集めようと始まりまったのが「厚生年金」まずは国費を集めるために国民(労働者)から強制徴収し、年金は後で払うからなんとかなるやろう、と先のことをあまり考えずに、というか全くいいかげんに厚生年金は創設されたようです。
なるほど、だから莫大な年金施設の建設や記録漏れなどの失態が続くのか…
厚生年金の将来が恐ろしい。過去の歴史を見ると将来の政府は「やっぱり年金支払いはお金ないから止めます」とも言い兼ねない。
恐ろしいことを考えてしまいましたが、年金の歴史を知るとふと考えてしまいました。