室内の床材はシックハウス症候群の話が出始めた頃からカーペットを選
択されることが少なくなり木の床材が多くなって来ましたが、それに伴
い共同住宅などで下階との音の問題が発生しています。

以前RC造の共同住宅で上下階や隣の音の事で相談を受けた時の事、
夫々の住まい手の生活時間帯の違いによって普段なら気付かないような
音でも問題になることが有りました。
その共同住宅の床の構造は日本建築学会が定めている遮音等級のL-45
と言う上級レベルの遮音性能の床仕上げでしたが、生活音が気になるとい
う事でしたので、防音する事を提案して音をうるさく感ずる側の部屋に防
音対策を施して問題が解決しました。

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この写真は記事の共同住宅では有りません。

この共同住宅の場合には賃貸で有った為にこのような工事が可能でしたが
分譲マンションなどの所有権のある共同住宅の場合などはこのような工事
は難しいので、マンションでリフォームをする時には注意が必要です。