プロネットグループの中で、「人事屋」として仕事をしているのが私たちヒューマニー事業部です。
今日は、「講師」している中で、感じていることを書いてみます。

人材教育を行う際にいつも感じるのは、どの企業も中堅社員の教育に力を入れていない、ということです。企業の教育研修は、入社時の「新入社員研修」から始まり、「若手社員研修」「中堅社員研修」「管理職研修」などのように階層別に実施されているのが一般的です。

しかし、この一般的というのは、大企業の話です。多くの中小・中堅企業では、「新入社員研修」を行ったあとはほとんど放置しているか、「業種別機能別研修」をとりいれている程度。因みに「業種別機能別研修」というのは、「販売職の接遇研修」や「総務担当者の財務研修」などのことです。

「人事屋」というのは、仕事の中で多くの経営者の方々にお会いするだけでなく、クライアント先の社員さんと密接にかかわることが多いものです。私は20年程まえからこの業界にいますが、年々かかわる社員さんのイメージが変化してきているように思います。

特に若い世代の社員に変化を感じます。今年の新人はETC型などと定義されていますが、ギリギリまで心を開きません。このような傾向だけではなく、上司からの指示命令が理路整然としていないと動けない社員が増えてきたと感じます。私たちの世代(40代)は、「仕事は見て覚えろ」とか「仕事は盗め」等といわれて育ってきましたが、現在の若い世代は、論理的に物事を伝えないと動かない傾向が強いようです。

そこで、その若い世代を管理統率する中堅層の社員に必要な能力として

 1.論理的に物事を考える(ロジカルシンキング)能力
 2.わかりやすく伝える(コミュニケーション)能力
 3.上記1と2を駆使し、問題発見や問題解決する能力

が必要となります。特に、論理的に物事を考える能力は必要不可欠です。それがないと今後ビジネス社会では生きていけないのではないかと思う程です。私自身は・・・感性型人間で、「論理的」という言葉とは程遠いパーソナリティの持ち主なのですが、仕事柄「論理的に考える能力」は日々磨いているのです。
常日頃からマインドマップを右展開したロジックツリーで物事を考え、整理するようにしています。会議の議事録もすべてツリー状に記録しています。

私が使用しているのはマインドマネージャーというソフトですが、他にも便利なツールやソフトが無料で配付されているようです。皆さんも便利な無料マインドマップ作成ソフトをみつけてみてください。その際は私にもぜひ教えてください!

文責:ヒューマニー事業部

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