証券各社が富裕層向けや投資信託専門店など機能を限定した新型店舗の出店を加速しているようです。出店コストの安い小型店舗を通じて新たな顧客層を開拓する狙いだで「貯蓄から投資へ」の流れが進むなか、各社の顧客争奪戦はより激しくなりそうな予感がします。
野村証券が積極的出店を進めるのは、顧客層・地域特性に応じ機能を限定した専門店(1)富裕層向けに金融サービスを提供する店舗
(2)地域に特化し、外交営業員のみが常駐する非来店型の店舗
(3)来店した顧客のみに営業する来店型店舗
営業員はそれぞれ10人程度で、100人以上を抱える大型店舗に比べ大幅に少なく、小回りがきく専門店をてこに「顧客との接点を広げ、預かり資産の拡大を図る」というらしい。
さてさて今後どう動くか、FPとしては注視していきたいと思います。