板橋区の内野行政書士事務所ブログ

寒い雨の日に仕事で遠出をしたところ、なぜかひどい腰痛になり、そろりそろりと歩きながら、何とか仕事をしています。「熱」の後は「腰痛」とは、ツイていません。

さて、先日某お役所で接客態度の素晴らしいお役人に出会い、驚きました。
その日はとても混雑していて、午前１０時３０分ごろから２時間ほど待って、ようやく順番が来ました。最近のお役所はお昼の時間でも、交代で窓口を開けてくれるところが多くなりました。順番が来ましたので窓口へ行ったところ、「新規」の申請は１３時からお願いしたい、とのことでした。私は２時間待っていることを伝えましたが、ゴネるのは嫌いですので、「それでは１３時からお願いします」とその場を後にしました。

昼食をとることも考えましたが、もうその時には１３時まで２０分ほどしかありませんでした。そのお役所の中には軽食もとれるカフェがありましたので、そこでコーヒーを飲んで時間をつぶすことにしました。カウンターでコーヒーにミルクを入れていたところ、後ろから私に声をかける人が・・・、振り向くと、先ほどのお役人さんです。

「先程は大変失礼をしました。上司から食事をとるように言われましたので、ここにおります。１３時には戻りますのでよろしくお願いします。」と、それだけ言うと席に戻って行きました。
カフェの片隅の席に戻ったお役人を見ると、軽食と飲物を急いでかき込んでいる様子でした。店内に私が座っているとお役人もバツが悪いかと思いましたので、店を出て着席スペースでコーヒーを飲んでいるとすぐに１３時近くとなりました。

申請窓口の待合スペースで待っていると、１３時ちょうどに先程のお役人が声をかけてくれました。「長時間お待たせをいたしました。こちらへどうぞ」と。

そのお役人もお昼休みを２０分ほどしかとっていないのです。
文句は言えませんよね。

長時間待たされても、いろいろと気を使ってくれるのであれば、我慢することができます。
こういうお役人が増えれば、お役所のイメージも変わることでしょう。

そして何よりも素晴らしかったのは、審査に対しては非常に厳しかったこと・・・。
それとこれとは別ですよね、ハイ。



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